『談話室』 総集編   5月分(04/05/01〜04/05/31▼      

中華飯店症候群■かおる(494) 投稿日:2004年5月1日<土>20時29分/女性
お昼間は本当にいいお天気で暑いのに、朝晩は寒い。体調不良になる人も多いかと思うが、遊んでいるときには、暑かろうと寒かろうと、決してそんなことは起こらないものなのよね。連休中に、日本を脱出する人々は、48万5千人。
アジアに行く人も多いようだが、こんなの知ってる?『中華飯店症候群』 中華料理に多量に含まれる、グルタミン酸ナトリウムが原因物質で、症状は頭痛、頚部から胸部の熱感や圧迫感。
昔は、1s入りの金色の缶があった。今一般家庭でそんなに使う? その分、海外の中華料理に大量使われているとは以前から聞いている。健康のために、本場の薬膳だと思って食べていたら・・・・えっ? なんてことも。
しかし残念ながらまだ、確かめる機会に恵まれていない。身体をはってもという、奇特な心あるんだけれど。

明日は雨■かおる(495) 投稿日:2004年5月2日<日>22時47分/女性
朝の琵琶湖の水の色は鉛色で、強い風にあおられて湖面は珍しく大きく波立っていた。どんよりしていた空が、お昼には、青空になり、瀬田川畔の気温は23℃。あんまり心地よいので、食後実家の庭でゴロンと横になったら、ウトウトしてしまった。至福のとき≠チてこういう時ではないだろうか。一年に一度。30分間。よくTVなんかで「こういう時があるからつらいことも耐えられる」などとインタビューに答える人が居るが、それに近いかもしれない。なんて安上がりの至福だろう。なんて至福は単純だろう。しかし油断大敵。至福は、次なる試練を呼び込んだ。庭の久しぶりの草むしりと掃除。気合が入る。

明日は膳所神社のお祭で、神輿の渡御がある。知り合いもたくさん通る。昔娯楽の無い時代には、お客様をしたので、前日のご馳走の用意と、掃除は大仕事だった。ハレの日の特別の緊張感に向けて、頑張った子供の頃を思い出す。ツツジとイチハツも間違えないで咲いている。

5月1日は石山のお祭で、この日お天気だと、膳所祭は雨、石山が雨だと、膳所は晴れると、昔から言われてきた。3日は夕刻から雨の天気予報。私が久しぶりに庭の掃除をした。この3点から、明日は間違いなく雨。お出かけには傘のご用意をどうぞ。


エーッ? 車に傷が!■かおる(496) 投稿日:2004年5月3日<月>19時28分/女性
絶対、雨だと思ったのに! 「膝、痛くない、明日は晴れるよ。」と思っていた人も居たかな。「私、天気予報よりよう当たる。」と言う患者さんもいるから。私は雨よりも、ストレスが降って来たな〜と思ったとたん、膝も、腰も、肩も、頭も、体中の動きが止まって、不調になるけれどね。まあどちらにしても、降らなくてよかった。

こんなにダラ〜っとしていられるのも、平和憲法があるから、ありがたいと思うべきかも知れないが、私の愛車には事件が起こって、すっかり意気消沈のダラ〜である。通りすがりに、駐車場の我愛車に、引っかき傷つけていくやつを、草の根分けて探し出し、お白洲に引っ立てて、「え〜い、きりきり白状せい!弁償せい!」と片肌脱いで言ってくれる、大岡越前の方が、今は、新しい憲法よりほしいね。大津警察署がご近所なので、被害届≠ニいうの出しに行ってみた。


被害届■かおる(497) 投稿日:2004年5月4日<火>08時51分/女性
たとえ不幸な出来事でも、私にはちょっとした刺激。できたら行きたくない、病院と警察。でも行けば何かいい手立てもあろうかと、ほとんど思わなかったが、新しくなった建物も見たい。ともかく行って見た。何せ警察署までは徒歩2分である。
制服のおじさんがこちらを向いてぞろりと座り、新聞を読むふりして、私の話を聞いている。平和なんだと思うべきだろうが、そんな所に暇そうに座ってないで、もっと犯罪取り締まりに行ってよと、私は怒り真っ只中。

不幸な出来事は警察にとっては、蜜の味=B端から被害届≠出しに来たものと、決めつけてくる。私はただ持って行き場の無い怒りのはけ口に選んだに過ぎない。どうしよう。次の予定もある。もう帰ろ、と思ったが、この年して、被害届≠熄oしたことがないなどと、孫子の代まで物笑いの種になってはと思い直し、(私には子供が居ないから、孫も存在しないので、誰に笑われることも無いのにそれには気がつかなかった。)素直に従った。警官に逆らうとろくなことは無いという固定観念から離れられない。私は文字が書けるのに、1時間かかって、すべて警官が作文してくれた。日本語でよ。英作じゃないのよ。私が描いたのは、車の絵と、傷の位置。最後に拇印。

幼稚園の子でも、被害届の出せるありがたい国、日本へ、帰国ラッシュが始まったとTVでは言っている。

人食いバクテリア■かおる(498) 投稿日:2004年5月5日<水>07時29分/女性
連鎖球菌に感染して、数十時間で死ぬなんて、人を食った話だと笑っていられない。皮膚や筋肉を短時間で壊死(えし)させ、カナダで死者が出たと言う。1980年代に欧米で報告され始めた。日本では1992年千葉県で報告されたのが最初で、2002年までにすでに206人が感染。名古屋大の調査では感染した患者66人のうち30人が死亡したということだ。「劇症型A群溶血性連鎖球菌」と普通の連鎖球菌とのはっきりとした差は無い。感染した人の感受性によるのだとか、いやわずかな差が見つかったとか、色々言われている。

菌は人の咽頭(いんとう)にあり、口からの飛沫(ひまつ)を通じて感染する。初期症状は風邪。30歳以上、特に50代、60代にピークがあるという。連休に「外国に行って、まだ疲れが取れない、風邪かなぁ」等という会話が聞こえたら、悪いことは言わない、ともかく離れることをお勧めします。

私は、ずーっとごろごろ寝ていたから、体力たっぷり蓄えられた。調子に乗って「さあ、どっからでもかかって来〜い。」なんて言ってPCのワームや、中国のSARSに聞かれたりしたら大変。ないしょ、ないしょ。


「ワッショイ!」「・・!」■かおる(499) 投稿日:2004年5月6日<木>05時13分/女性
滋賀県は日本中で珍しく人口が増加している県である。JR大津駅近くの旧市街は、独居老人の割合が非常に多く人口減少傾向だが、JR膳所駅周辺は、マンションが多く住民は比較的若い。

何処からでてきたのかと思うほどたくさんの子供神輿が「ワッショイ、ワッショイ」と氏神様に向かうところに、車で通りかかった。新芽の吹き出るこの頃、大津市内ではあちこちで、お祭があるのだ。

JR西大津駅近くでは、お稚児さんの格好をした男女児が数人、「マリー」と貼り紙のある、紅白の幕が巻かれた軽トラックの荷台に乗っている。「マリー」はマンションの名前である。オッ!、又一台。裃を着けた世話役の老人が乗って急いでいる。集合時間が近づいているようだ。時代が変わり、軽トラが馬や、牛や、象や、らくだや、輿や、そういうものの肩代わりしている。たぶん野良仕事用の。観光目的ではないから、みんな、あまり細かい美意識に左右されていない。

いつもはダンディなあの人が、何処でも見るあの青地に赤の、「祭」のはっぴを、じゃま臭そうにちょいと引っ掛け、子供神輿から長く伸びた綱の最後をつかんで歩いている。 前川君 見ましたぞ! 面白くなさそうな沈黙顔! 私もやったことあるからワカリマス。今年は自治会の役員なのね。ご苦労様。


朝の空気■かおる(500) 投稿日:2004年5月7日<金>06時49分/女性
2004_5_7_5_30連休で緩んだ心と身体が、木曜日の月曜病≠ノ犯された人も多かったのではないだろうか。まだ連休している人もいるかな。
昼の五月晴れの眩しい日差しと暖かな空気は、人をエネルギッシュにさせるが、まだ生まれたてのひんやりした朝の空気は、ダラ〜とした私を引き締めてくれる。 ・・・・つもりなのだが、
  緩む力>引き締められる力
 
このような力関係が常に私には働いているらしく、筋肉がしまったと思うまもなく、食べ過ぎて太っているのに気づく。しまった! 食べ過ぎた。 こんな事を繰り返しては、人生は過ぎていくのか〜。
朝が来ない夜は無い。今日も太陽は(5時30分撮影)は、右端のプリンスホテルにまぶしい姿を映しながら、又、まっさらの朝を運んで来た。

ポジャギ■かおる(501) 投稿日:2004年5月8日<土>07時23分/女性
NHK「冬のソナタ」のHP(放送予定)に、現代韓国の文化が毎週少しずつ紹介されている。今週は韓国の大判ふきんとも言うべき布のことが書いてあった。『ポジャギ(褓)』である。

NHKのHPによれば---ポジャギは基本的に布と布を縫い合わせたいわばパッチワークの手法で作られますが、婚礼など慶事に使われるポジャギはパッチワークではなく、絹地に縁起が良いとされる花や動物を華麗に刺繍したものが使われます。---である。右が私の手持ちの一枚(63pの正方形)で、姉妹都市亀尾で貰った。チマチョゴリの残り布のような、派手な色あいがなんとも韓国らしい。白の裏がついている。用意された食卓の上に、フワーっとかぶせる物だとは教えてもらったが、名前は今回初めて知った。ふきんと違って、しっかりしていて、覆いとしてとても便利である。実はもう一枚、ベーシュと白の麻で出来たものも、貰った。もちろん、その家の主婦の手作りである。

そういえば、日本でも婚礼関連の行事で、めでたい模様が織り出された、四方に房のついた袱紗を使うね。ルーツは同じなのだろうか。

1回目見たときには、冷静な?私だからたぶん、このようなことにはならないと思ったのだが・・・。ドラマと言うものを見る習慣が無かったもので、まんまと乗せられ、ビデオも用意して、ズボンとはまってしまっているおばさんである。韓国KBS「冬のソナタ」日本語版HPもいいよ。

 
作者逮捕■かおる(502) 投稿日:2004年5月9日<日>06時22分/女性
sasserを作った犯人として、ドイツのニーダーザクセン州出身の18才の少年が逮捕されたそうだ。イヤねぇ。ドイツですよ、ドイツ。さすがの私も、若くても優秀な頭脳の持ち主がドイツにはいるわね。なんて口が裂けてもいえないわね。

やっとPCになじみ始めた、友人の一人もやられたのよ。これで、すっかりPC嫌いになったらかわいそうよ。
でもひどい目にあったら、その対象を愛する事ができるようになるのは、なかなか難しい。特に人だとね。あなたも、私も、イラクの人もね。PCについては、ウィルスにやられても、壊れても、めげずに愛し続ける私って、エライ?


片手の声■かおる(503) 投稿日:2004年5月10日<月>07時21分/女性
臨済宗中興の祖と言われる、白隠禅師の教えの中に、「隻手の音声(せきしゅのおんじょう)」の教えがあるそうだ。両手を合わせて初めて音が聞こえる、片手の音とは・・・・・。
それを聞いていた、信心深いおばあさんが、「白隠の片手の声を聞くよりは、両手たたいて、商売せい。」と言ったそうだ。白隠禅師は、「両手の声を聞くならば、片手の声は聞くに及ばす。」と応えたと言うのだが、あなたは分かりますかな? 書画で教えを簡単に庶民に説いたといわれる。『白隠 禅と書画展 〜白隠禅師生誕320年〜』では作品が120点も展示されている。23日まで、京都文化博物館で。

こだわりの人生■かおる(504) 投稿日:2004年5月11日<火>06時48分/女性
一人で住むのも一時のことと、住環境をいい加減にしてきた。言い換えれば、こだわらないで生きてきた=@から、今流行のこだわりの人生≠生きている人がどうも、うっとうしい。損得にこだわっている人、己にこだわって、相容れない人を見ていると、そこまでエネルギー使わなくても、すぐに人生は終るのにと、この世に住むのも一時のことなのにと思う。ところがだ、この調子では明日は死なない。すると、栄養価があって、病気になる前にUターンできて、生きるファイトがもりもりわいてくる、お肌もツルツルで、決して太らない。こういう食べ物を食べねばと思う。でもこんなもんあるかな? 達観は難しい。悩みは尽きない。

Re:こだわりの人生pure(505) 投稿日:2004年5月11日<火>09時59分/大阪府/男性
>決して太らない。こういう食べ物を食べねばと思う。でもこんなもんあるかな?
 『食べ物』を<種類>に限れば
 ありまへん!

 <食餌>という概念で<量>の要素を入れれば
  おまっせ!

その前の病気・ファイト云々につきましては食事いがいの要素の方が肝心みたいに思います。

やっぱり■かおる(506) 投稿日:2004年5月12日<水>06時44分/女性
>あは、理屈っぽいやっちゃなぁ、われながら。^^;
ほんまやなぁ!
食事以外の要素が貧困だから、食べ物で何とかしようと浅はかな試みをやるのが世の常。いや私の常。pureさんの書き込み見ると、思わず知らずファイトが沸いてくるワ。そういう食べ物探してやるぅって。ああ、やっぱり無理や。

白いもの■かおる(507) 投稿日:2004年5月13日<木>08時05分/女性
つるんとした芝生の緑のスペースに、遠くから見ると、吹き出物のように盛り上がっている白い部分がたくさんある。近づくとそれは、クローバーだとわかる。今花盛り、とてもきれい。

反対側に目をやると、なにやら白いものが浮いている。鯉だ!60p以上はある。さすが琵琶湖岸で育ったかおるさんだけあると感心してもらうことは無い。根拠はあの鯉ヘルペスウィルス≠ェ見つかったというニュースである。今まで、こんなに美味しそうな魚が放置されることは無かった。釣った人が「ヤバイ」とリリースしたのか、可愛そうにウィルスに感染して死んでしまったのか、白い腹を見せて2匹も。
安心して食べられるように、誰かぁ よろしくお願いしますよ。

怒るおじさん■かおる(508) 投稿日:2004年5月14日<金>06時01分/女性
雨だったり、暑かったり、そのせいでもあるまいが、最近怒っている人をよく見る。

時折大きくなる、激した声を、ジグソーパズルのようにつなぎ合わせるが、さながら、「赤のパネルの方、お立ちです。」、・・・・・「ではヨーロッパ旅行をかけて、この中に隠れているある人物をお答えください。」の様に、内容はしかとは分からない。尤もだということもあれば、患者の甘えだと思うこともある。依然としてドクターには何も言わない借りてきた猫が、ほかの医療従事者の前では、狼に変身する。日ごろの鬱憤ここで晴らしてやると言わんばかりの、確かな回答を求めるでもない抗議が延々続く。若い男の子がオドオドと対応する。

お金さえあれば、大抵のことは手に入る世の中だが、健康はどうか、愛はどうか。ほしいほしいという思いばかりがものすごい枯渇感となって彼等を襲う。そして怒る。まるで駄々っ子。ためになる一言も期待できそうなおじさん達が、怒っている。この頃の若いもんは・・・・と、諦めのため息を漏らすには、彼等は元気すぎる、青すぎる。開発されたたくさんのすばらしい薬が与えたものの一つが、こんな苦悩だとしら・・・。


あの靴は?■かおる(509) 投稿日:2004年5月15日<土>07時29分/女性
朝、琵琶湖岸を歩くチョット太目のおばさん達は、2,3人束になっていることが多い。ふと足元に目を落すと、その内の一人が地下足袋を履いている!でもスニーカーのような靴紐も見える。でも確かに先は二つに割れている。やっぱり地下足袋だ。いやスニーカーだ。両者に不公平にならないように地下足袋スニーカー≠ニ呼ぼう。

「地面をうまく捉えて、機能的な歩きが出来る」なんてもっともらしく書いてあるかもと、検索してみると、ナイキの「エアリフト」という靴が見つかったが、ウォーキングに最適なんて書いていない。先が割れているが、イメージはパリの女性。チョットちがう。かなり違う。前からあるようだが、知ってた? 
色々なパターンの地下足袋スニーカー≠自慢しているおばさん達の夢にうなされて目が覚めた。あれ以来会わないのに。よほどの衝撃を受けていたらしい。五月晴れの土曜日。歩け!歩け!


雨の日曜日■かおる(510) 投稿日:2004年5月16日<日>22時32分/女性
私はご存知お天気女。出かけるときは、殆ど晴れる。傘が無いからではないが、雨なら出かけない。しかし今日の予定を変更はできない。数日前から今日の天気予報を注意深く見ていると、どの天気予報も今日は雨、少し違うところは大雨と言っていた。

楽観的な私は、朝になっても天を仰いで晴れることを期待していたが、(祈っていたが)ダメだった。一日中雨。

でもお陰でこんなに幻想的な画像が撮れた。
ここは何処か分かりますか ?   
何の花か知っていますか?
花の先についた 水滴、見えますか?


Re:雨の日曜日pure(511) 投稿日:2004年5月17日<月>09時41分/大阪府/男性
15,16は掛川でのゴルフ同窓会でした。ボクは当初参加する予定でしたが、不測の用事ができて。。。、残念、欠席しました。
 幹事のクッキーさん、ご迷惑をおかけしました。守山で一緒だった陸上のK君、秀才のH君たちに会いかったなぁ。。。

 夏の会で、集えることを期待します。

>ここは何処か分かりますか ?
 比叡山への道筋でのショットかな?
 花? わかりません。

この花は桐■かおる(512) 投稿日:2004年5月17日<月>22時35分/女性
ちょうどこのアングルでたくさんの日曜画家がスケッチしていた。昨日の花は、この画像の左隅の家の庭に咲いていた。
桐≠フ花である。ほのかに漂う優雅な匂いをかぐのは初めてだ。花札で見たのとは違うねと思っているのは誰!

山の中腹にいくつか咲いているの紫の花は藤だとばかり思っていた。よく見ると下に垂れ下がって咲いているのは藤で、上に向かって勢いよく咲いているのが桐なのだそうだ。

真ん中に小さく赤く見えるのは、昔の郵便ポスト。私は雨の中この道を歩いた。画像をよく見ると、特色ある物があるでしょう。もう分かった人がいるかもね。残念ながら比叡山ではありません。ここにはゴルフ場が無かったから、pureさんにはチョット無理かな。


美山■かおる(513) 投稿日:2004年5月18日<火>21時04分/女性
あの景色は、平成5年北地区が文化庁から重要伝統的建造物群保存地区に指定された、京都美山町「かやぶきの里・北村」。山また山の曲がりくねった道を登って行くのだが、行き方は聞かないでほしい。目が覚めたらそこだったから。
この地方には昔ながらの茅葺屋根の家が350棟もあるそうだが、この北村地区の戸数は50で、うち38棟が茅葺だそうである。

雨のしとどに降る、新緑の滴る山里を歩けば、傘を持つ手に雨のしずくが滴る。右の画像は民族資料館。展示されている柳ごおり等の昔の道具を見て「こんなんあったなあ。」、「私これ持ってたわ。」と懐かしそうに言うのは、70がらみの婦人達。口には出さなかったが、私も実はそう思った。江戸時代のこんな質素な板張りの家が懐かしいわけが無い。今の幸せを確認しているのだ。

床がきしむわけでも、柱が傾いているわけでもない。雨漏りもしていない。さすが昔の建物はしっかりしていると思ったのだが、山間に暮らしてきた人々の搾り出すような苦労の形跡も感じられず、不思議と、スースーと風の通るような室内だ。これは後で知ったのだが、平成12年5月の火災の後、平成14年10月に昔どおりに再建された新館だったのである。家の構造などはこちら。やっぱりね。どこも壊れていないはずだ。

見かけが古いからと、騙されてはいけない。でもふんだんにある、新鮮な空気と緑は本物だ。近くには、花で有名な常照皇寺もあるとか、今度は晴れた日に行きたい。


こんな日本語■かおる(514) 投稿日:2004年5月19日<水>22時10分/女性
「不調法(ぶちょうほう)で・・」こんな日本語聞くのは久しぶりである。懐かしい響きがそれを使う年配の女性の廻りにフワァと広がる。聞いたことがありますか? 男性は使う? 私は多分使ったことが無い。本当に不調法なのに。
もう死語になる直前ではなかろうか。だって、女性が飲まないことが美徳の時代は去った。使う必要が無い。

自分のしたい様にすることが賞賛されて、皆、我慢しなくなった。隠さなくなった。 何もかもあからさまになって、隠し立ての無い世の中になったのは、それはそれで、喜ぶべきことだが、奥床しいという事が価値を失い、古びて誇りまみれになってしまった。主張しなければ、無能とみなされる。奥行きの無い時代である。その代わりワイドな時代である。

時代が変われば、言葉も変わると、寛大な心を持った学者、金田一春彦氏が91歳で亡くなった。


マイ露天風呂■かおる(515) 投稿日:2004年5月20日<木>22時02分/女性
今日のお風呂、ざんざん降り、故意に疲れたおん〜なが ひとり〜♪

こんな雨の日に温泉なんて誰が行くと思ったが、そう思う人がやはりいるらしく、がらがらということは無かった。しかし、いつかのプールのように、また、マイ露天風呂≠ェ出現した。気がつくと私一人。最近は、各部屋に露天風呂のついてる温泉もあるが、そんなセコイもんじゃない。いくつもお風呂がご自由にお入りくださいと待ち受けている。あっちに入ったり、こっちに入ったり、思いっきり足も手も伸ばし、表向いたり裏向いたり。挙句バタ足の練習から、屈伸運動まで。 
あー、昼間はきちんと折りたたんでパリパリに乾いた心が、お湯に浸ってゆっくりと広がって伸びてくる。水中花の様に。肩に当たる雨がまた心地よい。大金持ちになったら、庭に大きな露天風呂の作れる温泉地に、別荘を持ちたい。壊れていないお風呂のついた本宅が先じゃないのと言う声は、今日は聞こえないことにしよう。


この頃の若いもん■かおる(516) 投稿日:2004年5月21日<金>23時40分/女性
大阪でかなり広い歩道を歩いていたら、黄色い野球帽をかぶった小学生の団体がいくつも、道の横の建物から出てきた。一気に道全体に広がって、誰も通れない。いえ私が歩けない。先生はいるが、何も言わない。本当に年配の先生は無言。ところが、若いたぶん20代の先生は、「2列に並べ!」と言った。エライ!!!!!しかし又すぐ膨らむ。今度は「好きな人と歩かんと2列に並べ!!」と怒鳴った。初めてそのクラスだけ、2列に整然と並んで歩き出した。 その他の先生方! エエ加減にセイ!「公道は皆で使うものだと、そこ空けろと、今、あんたが教えないで誰が教えるのだ!」他の学校の先生も同様だった。

鶴見区のみどり小学校の若い先生、名前は知らないがチョーエライ!!!!! ここしばらくは、この頃の若いもんはと言わないで置くからね。


家族が帰国■かおる(517) 投稿日:2004年5月22日<土>23時09分/女性
どのチャンネルも全く同じ映像が映っている。私と関係のある出来事ではないが、見逃してはいけないような気持ちになって、見つめている。チラッと、通り過ぎる家族達の映像が繰り返し流れる。でも私は何も反応していない。拉致の問題が何も解決していないと、家族達は怒っている。私には怒っているとTVで言えるだけ好いような気もする。諦めないで言い続けることが大事だということはよく分かる。諦めが上手なのか、諦めるという言葉がふさわしい事物に遭遇していないのか知らないが、波風立てずにと思いながら毎日が過ぎていく。これは余り健康的ではないような気がする。でも怒ると肝臓に悪いから、それも健康的ではない。程よく反応して、健康に生きるって難しい。

貯まったら減らす■かおる(518) 投稿日:2004年5月23日<日>21時38分/女性
先週と違い、いいお天気の日曜日あなたはどうしてました? 私はずーっと眠りっぱなし。先週は3年ぶりの水廻りとガスの点検清掃があった。その作業時間はわずかなものだが、なにせほら、出かけっぱなしですごい散らかりよう。日曜になって、今日は休めると思ったら、貯まっていた疲れがドバーッとお出ましになった。貯まった疲れは減らさないとまずいが、貯金は貯まっても減らすことは無い。しかし、私の場合、同じルールが適用されていることに後で気づく。

「ためっぱなしはいけない」と誰かが言っていた。お金も流れがないと健康とはいえないと。それなら私は健康そのもの。でも、それってホントかぁ?


耳鼻科体験■かおる(519) 投稿日:2004年5月24日<月>23時12分/女性
昨日からすごく喉が痛くて、話していても、鼻の頭に汗が出てくる。実は私は薬剤師のくせに、医者嫌い、薬嫌いだが、そのうち治るやろという痛さではない。自分の身に何が起こっているか、まあある程度の想像はつく。「耳鼻科初めて?」やさしい女医さんにばれた。常ならぬ緊張が、椅子にしがみついている私の身体のこわばりに現れているのだから。

今までも、こんなに待たされて、ここに来ることは無かった、アレを飲んでおけばよかったと思う事が多い。しかし、それは結果であって、専門家の積み上げられた知識、経験に立脚した特別の勘を私は期待して行く。

近くの調剤薬局へアレを貰いに行く。カウンターの反対側に立ってみると、頭では分かっていた事も、気持ちで分かる。思い上がることの無いように、時々はこういう体験も薬の勉強以外にも必要な気がした。

ドクターによれば、今頃体調を崩す人が多くて、風邪を引く人が多いそうだ。喉の痛みも、風邪に端を発するものらしい。薬のお陰で、痛みは殆ど無くなった。薬は痛み止では無いのに。あなたも無理をしないでね。体力が落ちる時期らしいから。


白い錠剤■かおる(520) 投稿日:2004年5月25日<火>23時50分/女性
昔は、錠剤はそれと分かるはっきりした色がついていた。徐々に薄い色になり、一番多いのが白色である。

だから朝、昼、夕と飲む時によって、何種類もの薬を一つの袋に詰め込んだ場合、(それを業界では、一包化するというのだが)患者さんに渡す前に、袋の外から、ちゃんと入っているか確かめる作業(監査とか検品とか検薬とかいう)が大変である。ツルツルの白、ざらざらの白、大きな白、小さな白、チョット黄ばんだ白、やや黒ずんだ白、まだらの白等と見分けていく。さらに、錠剤に刻印された、薬の番号で識別する。同じ会社の、含有薬容量が違う薬などでは、やや大きさが違い、三桁の番号で2番違いとかの場合がある。毎日見て慣れてくると、その姿を見ただけで、なんとなく「違う!」と発見できる。

大きさに関しては、飴玉のように大きいものから、5ミリ程度の物まで色々である。小さいと扱いにくいが飲みやすいと思っていた。しかし、一番のみ易い錠剤の大きさは、8o程度という実験結果が出ている。

胃内部での溶け易さを調べる崩壊試験では、その結果は、錠剤の大きさと、硬さ、賦形剤(薬は全部が有効成分の塊ではなく、形成剤として何がが加えられている)などに依存する。1日1回飲めばいい徐放性の薬も錠剤の作り方次第である。

1個の小さな錠剤にも、知恵と工夫が施されていると知って、その努力に敬意を表して飲めば、一層の効き目があることは間違いない、と製薬会社の添付文書に書かれている、訳は無いが・・・。


眠くて眠くて・・・■かおる(521) 投稿日:2004年5月27日<木>00時29分/女性
様々な事に手を出すと、同じ事をしているより面白いが、体力がいる。「忙しい」のはいいこととだと世間では言われるが、始終眠い。チョットだけ、と横になるり、気がつくと1時間経っていたなんて事はざら。前は20分くらいで済んだのに。したいことは山ほどあっても、できることはほんのちょっぴり。こんな事をしていたら死神様に「もうチョット待ってもらえませんか」とお願いしなければならなくなる。その時を心穏やかに迎えるためには、本当にやりたいことを厳選しないとヤバイ!

眠いU■かおる(522) 投稿日:2004年5月27日<木>23時20分/女性
よく眠ったつもりなのに、今日もあくびばかり。今日は、昼間かなり、暑かったが、私は「眠い」、「寒い」に襲われるとどうしようもない。もう私で無くなる。他は大体のことは耐えられるが、この二つは全くダメ。「何もしないこと」をする日がないと、忍耐力が落ちる。ん? あなたは、精神力で乗り切っているって? そんなことしていると言われるよ、「年寄りの冷や水」って。私はそういう大人気ないことはしません。おやすみなさい。

異邦人■かおる(523) 投稿日:2004年5月28日<金>19時14分/女性
♪こどもた〜ちが空に向いい〜〜〜♪私はこの歌が好きで、数ヶ月前、コレをカラオケで歌おうとしたが、無かった。ところが最近、耳にした。今頃、なぜ? 北朝鮮が遠のき、イラクが日本人に近づいたようなこの頃だからかなと思っていたが、どうやらCMのBGMらしい。

年をとると若い人の音楽が遠のいていく。モームス、アムロなんて知っているだけでエライと自分を褒めてあげたい。小学生から、「スマップの中で誰が一番好き?」と聞かれた時、即座に「キムタク」と答えたが、「じゃ、2番は?」とよく聞いてくれなかったものだ。その時も今もそれ以外のメンバーの名前を言うことは出来ないのである。

「中年のおじさんの優しさを若い女性は好もしく思うが、じつはそれは疲れなのだと知らない。」と昔、藤本義一が語っていた。疲れた我々は、今の歌を歌おうなどとふとどきな事を考え無いほうが好い。我々は、若い人にとって少なくとも音楽の世界では異邦人なのである。さあ、一緒に「異邦人」を歌おう。

Re:異邦人pure(524) 投稿日:2004年5月29日<土>08時48分/大阪府/男性
子供たちが空に向かい
    両手をひろげ
  鳥や雲や夢までも
    つかもうとしている
  その姿は 昨日までの何も知らない私
  あなたに この指が届くと 信じてた
  空と大地が 触れ合う彼方
  過去からの旅人を 呼んでいる道
  あなたにとって私 ただの通りすがり
  ちょっと振り向いてみただけの異邦人

    http://www.hi-ho.ne.jp/momose/mu_title/ihoujin.htm

>中年のおじさんの優しさを若い女性は好もしく思うが、じつはそれは疲れなのだと知らない
 『疲れ』ねぇ、そうじゃなくて『緑の草原に吹くそよ風の心地よさ』なんですよ。って格好よすぎだね。あはは

>我々は、若い人にとって少なくとも音楽の世界では異邦人
 いえいえ、VovoTauもUAも知ってますよ。
 好みの違い、ちゃいます?
 えー、えー、わたくしめは"Ever young"でございますので。^^

チャラララ チャンチャンチャン■かおる(525) 投稿日:2004年5月29日<土>20時04分/女性
こうやって、歌詞を文字で見せてもらうと、人によって思いは違うだろうけど、なお一層悲しみが伝わるわね。
しかし、裏切り者の エバ、ヤン(Ever young)おじさん≠ェこんなに近くに潜んでいるとは、不覚だった。pureさんすごい!VovoTauもUAも私知らない。そうか、そうやって若作りして、若い女性に近づいているな。昔、「今日は、はよ、帰らな、キャンディのファイナルコンサート見な!」といそいそ帰った、そんなおじさんいたもんね。それを聞いて、若い女性の我々は、尊敬のまなざしを送ったと思う?
♪その姿は、昨日までの何も知らないpureさん、あなたにこの親切が届くと信じている♪
チャンチャンチャン、チャラララ、チャンチャンチャン・チャンチャンチャン、チャラララ、チャンチャンチャン・・・・・
ここをクリックすれば『異邦人』のカラオケ登場。pureさんありがとう。思う存分歌えました。

晴れのち曇りのち雨?■かおる(526) 投稿日:2004年5月30日<日>23時01分/女性
ムーッとしているが、時折カーテンをゆらして吹き込む風が心地よい。久しぶりに家にいる日曜日。片時のお天気を楽しむ。でも雨が、近づいているので、比叡山はくすぶりっぱなし。あなたは、今日は何をして過ごしましたか?

無言の母子■かおる(527) 投稿日:2004年5月31日<月>06時52分/女性
病院の待合室で、大声で走り回り、事務室のドアの取っ手をガチャガチャさわる子供がいる。母親らしき人は、「私とは関係ないわ」と無表情のまま無我の境地を決め込んでいる。子どもに語りかけない。よほどの心配事があるのかもしれない。通り道にベビーカーをでんと置いて知らん顔。場所を移す許しを乞うた私に、母親はチラと「迷惑!」という視線を返しただけ、やはり無言。もう、黙っていられなくなって、子どもに注意すると、なんと子どもは私の日本語を解し、よく言うことは聞くのであるが、無言。大人の言うことを聞かなければヤバイ、殺されるという回路が頭の中に作られているのかもしれない。

近年、エスカレーターをあんなに上手に譲り合って乗れるようになった日本人である。捨てたものではないと思いたい。もちろん、ちゃんとした人はいるが、マナーの無さが目に余る人の数が激増しているのは事実である。我慢しない彼等は、我慢している我々の事を、きっとこう思っている、「あの人たちはたいして怒る事も無い幸せな人たちだ」と。バカにしないでよ!私にだって、怒りたい事、言いたい事一杯あるんだから。 いつも言ってるじゃないって? ゴメン。

おじさん!おばさん! いい子になりすぎて、若者の将来、日本の将来だめにしないでね。


04/5/01▲〜04/5/31       『談話室』総集編トップへ