![]() |
![]() |
||
『談話室』 総集編 12月分(04/12/01〜04/12/31▼) | |||
![]() |
![]() |
||
カプセル型の内視鏡は言われてみて、ふむなるほど、と思いましたが一寸意表を突かれた気がします。言われてみたら、発想はすごくありふれてますが素晴しい開発だと思います。
バブルがはじけた後で『あの時こうしてああして・・・』なんて誰でも言えますが、そのときには何にもできてない凡人のたわ言です。
この内視鏡も一緒かな。^^;
負けじと考えてみましょう。
血液検査を尿で全て代用できる方法。
同じく汗で代用。
皮膚に噴霧するだけで吸収される薬。
まあ、夢のような話の極致といえば小原庄助さんの世界でしょうか。
これはぐうたら志願の感心できないものですけどね。^^
世界遺産のシェーンブルン宮殿からの生放送を見ていた。ウィーンの町や、ドナウ川、ライン川の風景を見ていると、もう心臓が高鳴り、上気して熱が上がってくる。あれだ!ドイツ病の再発である。この数年、これほどの動揺を感じた事はなかったような気がする。さざなみ程度の感動、哀しみ、喜びはあった。ドイツの景色は見たし、ドイツ語も聞いたし、ドイツ人ともしゃべったけれど、こんなじゃなかった。NHKの演出が上手いのかもしれないが、心のセンサーの錆が取れてきたのかもしれない。久しぶりに、ビールを飲んで、くつろいだ。ひたひたと充足が広がった。お酒は夏以来だ。禁酒を強制されていたわけではないが、ビールでなくても炭酸飲料は私を充分に満足させるし、むしろ甘いのを好むからである。
来年は行こうと夢≠思い描いて、ビールを飲んで、『談話室』を開いたら、ぐうたらはダメってpureさんのご意見。トタンに私のぐうたらの夢は、木っ端微塵になった。と思うでしょ。そうは行かないわ。ウィーン郊外に温泉だってあるんだから。オーストリアの♪朝寝、朝ワイン、朝湯♪する事、私の来年の夢の一つにします。
父私の家の前に平和堂があります。
その中にある「薬局」にお勤めの薬剤師さん(女・ギリギリ58歳ほど)が
仲良くしてくれています。
昔は、そこの平和堂で働いてたんですけどね・・・。
「そうよ〜私たちの職業はね〜大変なんですよ〜」なんて、言ってくれる。
かおるさんがいつか書いてくれた、書き込みの内容とよく似ている。
「こういうスーパーのね、クスリ販売なんてどこに回されるか
わかりはしないわ」とご教授くださる。
それと、こんな発言。
「結局、お客さんの欲しいクスリを売るしかないんだけどね(苦笑)」
そうなんだ・・・薬剤師さん、っていっても「調剤薬局」と「スーパー」じゃ
えらい違いだそうです。気の使い方が、違うのだそうです。
それと、売上目標(ノルマとは違うそうです)もあって、お勧めも
説明できないといけないらしくて。
延々と、辛さを語ってくれました。
私は、のどが痛くて「ぺラック」を買いに行ったのに(笑)。
かおるさん、お仕事、お疲れ様です。
今年の風邪は一番にのどに来る人が多いです。蘭さん、無理しないで早めにお薬飲んでゆっくり休んでくださいよ。確かに、「この仕事は大変です。」大変なのはどの職業も同じなのにと、言ったそばから思います。それでも、世間の理解はやっぱり不十分と、その後思います。えもいわれぬストレスがこの職業には蔓延していて、それにバランスの取れる収入がない事が、やはり問題だと私は考えています。責任を取れるだけの裏づけが無いような気がします。ちゃんとやって当たり前、感謝されること、賞賛される事は殆どありません。反対に文句を言われる事はたくさんあります。やった仕事の形跡は何もありません。達成感も、満足感も得る事はありません。褒めてもらえれば、木にも登るのに。唯一つ、患者さんが元気になられた笑顔だけが、仕事のかすかなエネルギー源です。でも元気になったら、薬局に顔を見せる必要は無いのです。
ではなぜこの仕事を選んだのか。高校生のときのこの仕事に対する大きな誤解です。もっと楽だと思ったのです。
個人的、あまりにも個人的なんですが、ボクの大事な家族の一員が本日亡くなりました。名前はリリー、12才のシェパードです。
悲しくて、寂しくて、でも、安らかな綺麗な顔で死にました。
今夜家族で庭に終の棲家をしつらえてあげました。ずっと僕たちと一緒です。
すみません。天国へ行った家族のことを知らせたかった・・・、そして、今の気持ちを共に持っていただけたら・・・、すみません、あまりにも個人的なことでした。
かおるさん、家族は大切ですね。
http://www5.ocn.ne.jp/~pure49
私のロコちゃんは、私がミルクをやって育てました。家の若い雑種の雌犬が、お散歩のとき、恋をして、子犬を産んだのです。その時は、その親犬も居て、総勢5匹でした。母犬は若すぎて母乳が出なくて、代わりに私の・・・・、それは不可能。犬用の哺乳瓶で犬用の粉ミルクを人肌に溶いて、3時間おきにやりました。モグラのようなその子犬は、飲むなりすぐ眠ってそれは可愛かった。6月生まれの女の子犬、それがロコちゃんです。
彼女は私を母親のように思っていました。私も子どものように思っていました。犬でもこんなに可愛いのに、自分の子どもだったらどんなだろうと思いました。犬小屋の前を通るときは、いつも「ロコちゃん大好きよ。」と言って通り過ぎました。病気でどんなにしんどくても、立って私に尾を振りました。涙ぐましいほど、けなげでした。死ぬときも私の腕の中でした。
pureさんの気持ち痛いほど分かります。一緒に泣いてしまいそう。
ペットブームの昨今の風潮に、言いたい事は無くは無いいけれど今日は止めにしましょう。今まだ私には自分以外の生き物を飼う心の余裕はありません。リリーさんのご冥福をお祈りします。
JRの中でのこと。席に着くなり、若い女性が化粧を始めた。4人がけで、私の隣席の白髪混じりのおじさんの真向かいでである。「なんちゅうやっちゃ。いややな。目の前でこんな恥ずかしいこと、せんといてくれ。あーあ、いつ終るんや。」おじさんがこう言いたいと私には分かる。チラチラと遠慮がちに、大きな鏡の向こうの変化していく女性の顔をおじさんの非難の混じったまなざしが、追いかける。ため息を押し殺している。私には、若い女性が化粧する一部始終をこんなに近くで、見られるチャンスはそうは無い。つい私も夢中になって、でも分別盛りの私としては、そんなものには興味ないというフリをしながら、鑑賞した。
はじめは、真っ白の白塗りだった。「わー、のっぺらぼう」。気が付くと隈取が出来て、列車の揺れにまけるもんかと、アイラインと格闘している。時々ブクッと太くなる。当然である。指でそこをとって又塗る。圧巻は付けまつ毛だった。昨日ついていたボンドを、膝の上に指先でボロボロ落とし、新しくボンドをつける、気に入らないのか何度もやっている。ビューラーで跳ね上げ、マスカラをたっぷり塗りこんで、ぶくぶくしたアイラインの上に、べたっとつける。アッ、揺れた。失敗。もう一度、今度は付いた位置が気に入らない。1o以下の調整をする微妙な技が必要なようだ。また失敗。失敗にめげないこの根性。スゴイ!もう私の降りる駅が近づいている。仕上げが見られるか心配になってきた。と、やっと片方が気に入ったように出来たらしい。確かに、綺麗になっている。初めの「あののっぺらぼう」に比べれば断然キレイ。
自然の美しさはとか、吹き出物だらけじゃないかとか、肌の張がとか言わないで、若い人はしたいだけお化粧すればいいと思わされた。若い女性はキレイでなければならない。キレイになる工程を見せてほしくは無いが、女性がキレイなことが男性にとって第一の問題である限り、女性はキレイでなければならない。このような、なりふりかまわぬ命がけの努力、私はしていたろうか。今頃気付くとんまな私である。
つけまつげのボンドが乾くために時間が必要なのか、私が席を立つとき、若い女性は、両目をしっかりつむっていた。
医師、薬剤師対象のおれおれ詐欺≠ェ、9月ごろから急増しているという。薬剤師の場合、「お宅の息子が処方を間違えた。」と電話があって、教授とか上司とかが出てきて、TVに出るぞとか色々言うらしい。ミスは人間であるから発生するが、窓口で患者さんに渡るまでに、必ず見つかるようにシステムが作られている。よほどのことが無い限り、報道関係を巻き込むような大事には至らない。何を隠そう、そのために、日々ストレスが渦巻いているのである。そんなことを、殆どの人は知らない。内部事情に疎いから、おれおれ詐欺≠ェ出来るのであるが、そういうときには知っているはずの家族も動揺して騙されてしまうのだろう。ただ、薬局内部の人間関係の悪化で、人を陥れてやろうとすれば、ミスは起こり得る。私が考えたことがあるのは、居室のポットに、こっそりバイアグラを入れてやろうかと思ったぐらいで、患者さんを巻き込んだりしないのが心意気というものである。それよりもおれおれ詐欺≠謔闍ーろしかったのは、そういう気持ちになった自分自身である。
DIYのショップでは、今年は割合早くから、クリスマス用品、特にイルミネーションのための装置がたくさん売り出されていた。一昨年には考えられ無かったこと。昨年だって、少し見ただけだったのに。
大津市の南の端で、草津市の隣の青山という地域へ、クリスマスイルミネーションを見に行ったて、もう一年になる。
同じ友人と綺麗なイルミネーションがともるレストランで、「なるほど、今年はブルーの発光ダイオードによる、ブルーとホワイトがはやりだと、聞いたが本当ね。」等と言いながら食事をしていた。
時間があるなら今年も言ってみようかということになり、回り道すると、オー、今年もやっている。そして進化している。昨年のイルミネーション銀座には、人出もある。デジカメの発光もここでは負ける。そして、今年はさすがにブルーが多い電気代も、発光の熱も少なく、植物にも家庭にも負担が少ないそうだ。
今年は、それ以外のところにも飛び火して、あちこち綺麗になってきた。あなたも、寒いけれど出かけて見ない? 付き合いますよ。
私の友人は色々な変り種が居るが、この人もちょっと変わっている。木版画をやっているかと思えば、薬剤師もやっているし、お料理もなかなかの腕で、英会話もこなす。そして、運動と称して、5段変則の自転車に打ちまたがって、琵琶湖岸を疾走しているところで、ばったりなんてことも。それぞれのことを、長〜く続けているところが、エライ。そして、今度は、版画の愛好家の垂涎の的である、京都『平安画廊』で、愛弟子の外国人と二人展を開催する。私より年上よ。どこにそんなエネルギーが詰まっているのか、一度行って確かめてね。 詳しくはこちらです。
PAN★☆★ と乾いた大きな音がした。風船の割れた音と同質だが、大きすぎる。ザワザワしていた午前中の病院の待合室が一瞬、水を打ったようにシ〜〜ンとなった。 誰もが何が起きたか分からない。煙は出ていないし、物が破壊されてもいない。何がなんだか分からない。音は私の居たところのすぐそばに聞こえた気がするのだが、あわてている人は誰もいない。2mくらい向こうに、車椅子に乗ったおばあさんとその隣に、御主人らしきおじいさんがイスに座っていた。ふと見ると、車椅子の左のタイヤがペタンコだ。タイヤのパンクの音だったのだ。事務室から出てきた職員が、すぐに病院の車椅子を取りに行ったが、その間、この二人の老人は、無表情に平然と前を見ていた。何が起こっても動じない大きな肝っ玉を持って居るのではなく、感情をどこかに置き忘れてきたかのようだった。総合案内所の婦長さんもやってきた。
原因が分かると、止まっていた時間が動き出したかのように、人々に動きが戻った。おばあさんの身体はぐにゃぐにゃで、隣に据えられた車椅子に、一人では移れない。若い男性の職員が肩を貸し、それに摑まっておばあさんは、漸く乗り移った。「すいませんなぁ。若い方に、こんなおばあさんが寄りかかって。」と済まない気持ちをいっぱい込めて、弱弱しく笑った。その間、傍らの夫は、なすすべも無くオロオロしていた。そのおばあさんがそれをどう思っていたかは分からない。
病院通いをしている老夫婦は、多い。無言であっても、傍らに長年連れ添った気心の知れた連れ合いが居る事は、大きな支えに違いない。
知人が、大腸がんで倒れた。腫瘍マーカーの値がかなり高く、今日検査だという。彼女には絶対死んでもらいたくない。多少胡散臭くても仕方ない。正規のルートに乗らない、良い治療法とか、お薬とか知りませんか?教えて!こちらまでお願い!
先日は、拒否されたが、きょうは「新札使えます。」と書いた紙が張られた自動支払機があった。出回る量が増えたのか、わざわざ銀行に行って、変えてもらう等というセコイ事をせずに、昨日やっと、私のところにも樋口さんがやってきた。最近ATMの使い方が上手くなって、必要なだけ出したところ、新札ばかりが出て来たが、このときも、樋口さんはお出ましにならなかったのに。色が紫でちょっと良い感じ。
ATMで出て来たのはお年玉用に取っておこう。変えてもらいに行く手間が省けたと、再度、生活費を出しなおした。「一部両替」にしたら、また野口さんがたくさん出てきた。新札も必要だから備蓄しよう。今度は5千円だけにしたら新札がゲットできるかなと思いながら、何気なく後ろを見たのは、だるい視線がいくつも私の背中に刺さっていたかららしい。列ができている。5人も。
慌てて荷物を整えながら、うつむいて足早に去った。家でじっくり見ると、続き番号で気持ちが良い。でもそれを記念にとって置くほどの、資金力が無いので、今日「新札使えます。」の機械で使った。するりと吸い込まれた一万円札は、ボロボロのお札のつり銭となって戻ってきた。
仕事帰り、薄暗い琵琶湖岸を自転車で疾走していた。大津の町の中はたくさんの信号と排気ガスがあるので、多少遠回りでも、この道が心地よい。琵琶湖上の消防署前に、警察の車が2台止まっていて、丁度そこを通りかかったとき、小さな懐中電灯を持ったおじさんが「おねーさん」と私を止めた。暗くて野球帽をかぶっていたからおばさんと分からなかったのだ。「よしっ!」と思って止まったら、「おくさん?」。言い直さんでもいいやろと少しムッとする。自転車の前後のタイヤを小さな懐中電灯で照らしながら、「ちょっと自転車調べさしてもら・・」と聞こえた後「おんなのひとやからエエやろ。気ぃつけて行って下さい。」と無罪放免になったが、何がエエのかさっぱり分からない。相手が警察官でなければ、「ネエ、何がいいの?何あったの?」とくい下がりたいが、よっぽどUターンして聞こうか思ったけれど、黙って再び暗闇にまぎれて、走り出した。一体何を探していたのだろう。ねえ、あなたナンだと思う?
>ねえ、あなたナンだと思う?
ねぇって、自転車泥棒の検問ですよ。駅前に停めてある自転車を無断拝借する輩が結構いるんですって。でもって、家からは適当に遠いところに乗り捨てるそうです。
警官A:「あ、自転車に乗った帽子の女、発見」
警官B:「よし、停めろ!」
通りかかった女K:「な、何やねん、この人ら。」
警官A:「あ、独身者ではなさそうです。」
警官B:「よし、そのまま行かせろ。」
女K:「ネエ、何がいいの?何あったの?」
警官B:「お前、もっとちゃんと見んか。」
警官A:「すんません、若い女かと思てつい・・・。」
あはは、とまあいうような無言劇が行われたみたいです。
再び、こんばんは。
昨日、午前9時くらいに御殿浜でカッターナイフ振り回して
中学生を追いかける「小太りの30代くらいの男」がいる、って
言う事件があったんですよ。
あの一帯は、厳戒態勢しいていた筈です。
蘭さんありがとうございます。知り合いは今週、東京の病院に入院しました。
>以下のサイトに、
実はこのサイト、私もすでに訪れました。客観的に分かり易く書いてありました。HPに書かれていることが本当かどうかと疑うときりが無いのですが、居ながらにして、知りたいことのアウトラインはつかめます。ありがたい世の中です。ネットサーフィンをしていると、自分がいかに物を知らないかを知ります。知りたい思いで、あんまり貪欲にネットサーフィンして耳年増ならぬネッ年増なんてのが増えて居たりするかもね。
昨夜送信したら、新たな蘭さんの書き込みがあって驚きました。私が書いているうちに、送信してくださったのですね。昨日は、薬局に来る患者さんも処方日数もすごく多くて、どうやら年末モードに突入の様子。午後は友人と、版画展に行って、その後たっぷりおしゃべりして、クタクタでした。版画展も京都の街もたくさんの人で、ここも年末モード。そうなんですか。捕りものがあったのですか。遠くからは、30代の小太りの男に見えたかもしれないが、「おねーさん」と呼びかけられたのだから、公務に見せかけて、pureさんの言うように、やっぱり若い女に接近しようとしていたことも、否めませんね。ちょっと寒くなって冬らしくなった夜の湖岸ではそんなことでもしないと、「やってらんねーよ」ってとこでしょうかね。獲物がおばさんで残念でしたね!!!(・・゛)
尚、外人さんの版画ですが、独特の構図、私達には当たり前の日本への興味、新鮮でした。今日までです。お急ぎを!
今年こそは、早い目にと毎年思いながらギリギリまで出来ない年賀状。今までに数回早く出したことがあるが、殆ど、ギリギリ。お正月になってから書いていたことさえある。夏休みの終わり近くまで放置して遊び暮らしていた幼い日の過ちを、相変わらず繰り返す、年の瀬。あー、私は自分では蟻のつもりの、ギリギリスなのか。
こんばんは。
今、ダイエットの「いい薬なんじゃないか?!」ということで
サノレックスが話題になっています>某一部のダイエット掲示板で。
あれは、一種の麻薬みたいなものだと思うのですが・・・。
しかし、女性達はあらゆる手段で、安く手に入れて飲もうとしていますね。
とっても危険です。
かおるさんは、ご存知でしょうが薬価も高いですよね。
でも、病院によって&症状によって(肥満)薬を出す利便性が違うそうです。
こんな情報、若い女性が知ったら「精神科」とかで悪い知恵を使って
診察受けてそうです。
なんだか、ネットが広がって本当に「その薬が必要な患者さん」に
行き渡らないような、そんな気がしました。ひ
サノレックスは、BMIが35以上で、保険適用となります。BMI35がどれくらいなものかというと、150pの人で、78.8s、160pの人で、89.68s、170pの人で、109.8s、です。これ以上デブでなければ、対象にはなりません。若い女の人の美容上のダイエットではなく、病的である肥満に対して用いられるべきものです。日本人は、欧米人に比べて、太りやすい体質なので、肥満の薬を積極的に使うべきという意見のドクターもおられます。太っていることによる、弊害はあらゆる面で大変大きく、欧米でも、もう個人の問題で済まされなくなってきて、州で補助金を出してダイエットを推進しているところもあるんです。
今日も、書いてある処方量では年を越せないので、その患者さんに尋ねると、糖尿病が良くなってきたので、薬を半分にして服用するようにと、ドクターに言われたとの事。デブじゃないのでなおも聞くと、前は、たらふく食べていたけれど、腹八分目にしたら7キロ減量できたのだそうです。
今は何もかも便利で、油断すると太れ太れという時流に乗ってしまう。美味しい思いして、これ一錠で、スリムになろうというお手軽な人は、多分またすぐにリバウンドするでしょう。効果のある薬は、必ず副作用もあるということを忘れて、悪徳「美容内科」みたいなところに行ってしまったら、知らないけれど、大方の良識あるドクターはむやみに処方はしないと思いますよ。
美味しいものを探すため、惜しげもなくついやすその努力を、運動やカロリー制限に廻して、心も身体もすっきりしたいものですね。等といっても、断れない忘年会、新年会あるよね。年末年始の一ヶ月は、「肥(満)の用心」って交代で町内まわりしたらどうかしらね。
露天風呂はやっぱり冬が一番。お湯の中で手足を伸ばすと、固まった体に温かみがジワーッと忍び寄り、全身がほぐれてくる。身長が伸びているような気さえする。日替わりのお風呂は、冬至の昨日は柚子湯であるが、薬草風呂ならもっと暖まる。幼い頃、臭くて耐えられなかったあのセロリに似た当帰の匂い。女性の万病に効くということを知った今は、そんな失礼な事は言えない。良い匂いである。スキー場で冷えた身体の今日出来たあざを数えながら、入った信州の古びた温泉はこの数十倍の心地よさだった。冬の温泉はいつも明日へのファイトを呼び覚ましてくれる。
平安時代に京都市内に温泉があったら、清少納言はこう言ったに違いない。「おんせんはふゆ ゆきのころは さらなり かにがあればなおよし」と。
車椅子の女性が乗っているエレベータに、車椅子の男性が乗り込み、その後に私も続いた。その男性が降りるためにバックする際、私の足が車椅子に轢かれた。ぼんやりしていたのであるが、「あっ」という私の小さな声に、車椅子の女性が、「大丈夫?」と声をかけてくれた。びっくりした。思いやられるのはいつも障害者でなければならなかった。この降りた車椅子には男女二人のボランティアらしき青年が付いていた。しかし、義理か、単位のためなのか、ただ付いているだけで、エレベーターに乗るときも降りるときも、周囲に気を配ることや、車椅子の介添えもしなかった。自分達が乗った後、私の乗る場所を空けようとはしなかった。今の青年達は、いや、大人達も、人が来たときに少し場所を譲るということをしない。「すみません」というと譲ってくれる人も居るが、全く動かない人も居る。
心に痛みを持ったことのある人だけが、人にやさしくなれるのか、これ以上痛みを感じたくないから、自分の場所を譲らないのか、加速度的に、このような人たちが増えている中、この車椅子の女性の一言は素晴らしかった。他の健常者は一言も発しなかった。あまりにも自然で、私も自然に彼女に、にこりと笑った。
年末最後の2週間は医療機関は、1年中で一番忙しい時期で、私も毎日クタクタである。いつもの患者さんは、休みの分、倍量処方の出る人が多い。急患も増える。年末で大掃除を頑張って、イスからひっくり返る人、飲みすぎて胃腸を壊す人、一年の疲れが出て、脳梗塞で倒れる人、てぐすね引いてバイキン達も待っている。喉の風邪は少し治まったが、戻す下すのお腹に来る風邪がはやっている。昔は、どこの家庭でも、大掃除をしたものだが、最近は老齢者のみの家庭も増え、お正月といってもそう、気の張らない迎え方をする人も多い。スーパーも元旦から開いているところもあるので、そんなに大騒動することも無いのに、気持ちはやはり違うようだ。「お正月に痛うなったらこまる。」とか「お正月の分も多めに貰ろとかな心配や。」と等といって、たくさんの薬を持って、おばあさん達が帰っていく。「ええ、お正月、向かえとくりゃっしゃ。」と、大津言葉の昔風の響きと深いしわの刻まれた笑顔が、フト出来た一瞬の静寂に、余韻を残している。・・・・・が、眼は次の処方箋に向いている。
朝晩は寒いですね。「やっぱり、冬は寒くないとね。シャキッとするわね。」と口では言っても、やっぱり起きるのはつらいし、暖かいのは悪くない。そういうことで、お昼過ぎてから、ようやく出かけた。阪神大震災の際の落下にも耐えた、珈琲メーカーが壊れたのだ。道は空いている。家電店では、クリスマスソングのBGMも当たり前だが聞こえない。派手なハッピを着た店員さんばかりが目立つ。
今日はきっとクリスマス用品の山の上に、半額! と大きく書いた値札が付いているに違いないと踏んで、売り場に行ってみた。何も無い。裏をかかれたようで、たいして買いたい物も無いくせに、非常に不機嫌になる。
いつも「半額」の文字を見て、揺らぐ心と戦いながら、どうでもいいものを買って、一時期、得したような気分になる、あの快感を味わえなかったが、家に帰って、あーあ、またこんな物を買ってしまったという、落胆からは救われた。良かったということにしておこう。本当は感慨にふけっている暇なんて無い。まだまだ、年内にしなければならないことが山済みである。あなたは、もう大掃除できましたか?
いよいよ今年も押し詰まりました。実感が湧かないとかとか何とか言いながらも、今日で仕事納めです。
頭の中はすっかり休みモードです。
気をつけないといけないのは『休みになると風邪を引く』ことです。何年か前に休みに入った途端どっと風邪を引きました。通常量の倍くらい薬を飲みまくって正月を過ごしましたが結局始業日までぐずぐずと病気していました。
気が緩むとダメみたいです。今も何となく怪しげな体調ですから・・・、休みに入ると家での大掃除(雑巾がけとかね)が待っています。
ワーカホリックな休みの方がかえっていいかもしれません。^^
今年一年のご厚誼に感謝し、来るべき年のご幸福をお祈りします。
> いよいよ今年も押し詰まりました。今日で仕事納めです。
私も昨日で仕事納めでした。昨日の患者さんは・・・、
「ふー、しんどい」と、体中で表現しているクリスマスに食べすぎたと言っている高校生の患者さんには、実はクリスマス前からしんどくて、一緒に食べた人は誰もそんな風になっていない、と確認の上、抗生剤をしっかり飲むように、服薬指導。
休みに、登山するのに、指先が痛いと来た人には、「そんな所に行ったら、足が腐りますよ。」と指導すべきだったと仲間に話すと、「自分がうらやましいだけやろ」と、バレバレだった。
> 気をつけないといけないのは『休みになると風邪を引く』ことです。
> 気が緩むとダメみたいです。
私も30歳前後の頃、暮れにいつも寝ていた数年がありました。
書き込みすぎはいいのですが、働きすぎにはご注意を!
pureさん。今年も『談話室』に何度も来ていただきありがとうございました。pureさんのところは、リリーさんの喪中ですが、年賀状はどうされました?
来年がさらに良き年になりますように!
昨日は完全放電状態で、一日中家で充電していたが、その甲斐あって、今朝は、朝ウォークに出かけられた。仕事があるときには、夜更かし、朝寝坊、そして、食べすぎと、不健康な生活に陥ってしまう。右の視界を白いゴミが通り過ぎて落ちた。ふと顔を上げると、前にも、後ろにも、左にも・・・・・初雪である。琵琶湖に舞い落ちる雪が解けていく。まもなく、やんだが、雪が降ってきただけでうれしい気持ちになる。早起きして得したっ!って気持ちになる。比叡山は、上半分は雪が降っていて曇っていたが、程なく青い空にくっきりと全貌が現れた。粉砂糖をまぶしたような、以外に言葉が見当たらない。朝日にキラキラ光って、美しい。もう一時間もすれば、この景色は消えうせる。こんな静かな朝が私に存在する幸せを噛みしめる。
大津では、今、2004年の全てを覆い隠してしまおうとするかのように、シンシンと雪が降っています。あれよあれよという間に過ぎた一年でした。この『談話室』に今年もたくさんの方においでいただき、心より感謝申し上げます。あなたにとって2004年はどんな年でしたか?
私にとっては、世の天変地異の激動に劣るとも勝らない、たくさんの出来事があり、たくさんの人との出会いがありました。お昼に薬局に来る人は大抵、病気≠ェ仕事のような、ご老人達。一言一言に味わいがあり、涙がにじむような話を聞かせてくれる人もいます。そうかと思えば、治らない苛立ちをぶつける人も居ます。自分の生≠自分で納得して生きるのは難しいけれど、文句を言わずに生きていけたらいいですね。かくれんぼうしている、楽しみや面白みを苦しみの中から見つけ出して、うふふ、と笑えたらいいですね。どうぞ皆様、良いお年をお迎えくださいませ。
04/12/01▲〜04/12/31