『談話室』 総集編   3月分 (▼02/3/01〜 02/3/31)    
   

春、やっぱり行った ■かおる(508) 投稿日:2002年3月31日<日>18時09分/女性
もう3月が終わる。何て早い!!!
雷、風、雨の春の嵐。そして晴れ。何でもありの春3月の最終日。買い物に出たついでに、屋上に出てみたら、三井寺は花で埋まっている。あんまり綺麗なので、ふらふらと誘われて疎水べりまで。たくさんの観光客に混じって、私もパチリ。二週間前の風景とは全く違うのをこちらでどうぞご確認ください

丁度ラジオでは、桜博士のような佐野籐左衛門さんの話が流れていた。桜は下に向いて咲く。下に入ってきて一緒に遊んで欲しいのだと。入れないように柵がしてあると、桜は遊べないから、いやいや咲いている。植物と動物はいいが、カラオケの金属音は、花びらをこすり、特にソメイヨシノは花びらが薄いので茶っぽくなって桜が薄汚れて見えると。山桜は肉厚だそうだ。桜は満月に向かって咲くのだそうだ。お花見の頃、寒くて雪の舞うこともある。『雪・月・花』という事だ。

ワシントンの花はなぜか寂しげで、日本に帰りたそうだとも。桜は英語やドイツ語ではでは「さくらんぼの木の花」という。常は食い気に走る私も、寂しくても、いやいやでも、爛漫と咲き誇る桜の前に出ると桜餅さえ忘れてしまう。花が終わっても、そのあまりにも短くあまりにも美しい事を人は忘れる事が出来ない。


お茶の効果?■かおる(507) 投稿日:2002年3月30日<土>20時38分/女性
あまり過敏に反応すると、疲れるのでなるだけ無反応でいるように心がけていると、センサーがさびて、悲しさも感じない代わりに、嬉しくもなく、美しさにも感動もしなくなるもんだろうか。近くの公園の桜が、満開間近になってきた。綺麗だなと思うのだが・・・。
最近、気を静める漢方のお茶をブレンドして飲み始めたら、一日中眠くて眠くて。心配する事は無い、それに決まっていると思っている? たぶんね。
今日は早く寝て明日は出かけよう!! おやすみ。

桜に春雨 ■かおる(506) 投稿日:2002年3月29日<金>19時12分/女性
折角咲き始めた桜に雨、丁度土、日に満開が重なるはずなのに・・・雨。
もうコートは誰も着ていないが、朝晩は結構寒い。
そのせいかどうか、薄いジャケットに黒い模様編みのタイツに重苦しいブーツを履いている女性がいる。同じタイツにミュール姿は、徹夜で遊んだ挙句の出勤かい?
たぶん誰かが「今年の流行ですよ〜」と声高に叫んだからだろうが、このうっとうしい世相を若い女性も敏感にとらえてのファッションか。
もうちょっと明るく、ウキウキしたいと思わない? 春なんだもの。 何があっても春を忘れずに咲く桜のように毅然としたいと思わない? 
でもよりによって雨。お花見の予定、あなたはどうします?

土筆の苦味 ■かおる(505) 投稿日:2002年3月28日<木>22時51分/女性
出掛けに何気なくマンションの入り口にある小さな土手に目をやると、朝の光が斜めにさして、無数の土筆が生えているのが見えた。近づくとまるで土筆の林。今までなら、子供が多くて、そこで遊んだり、また見つけてつんだりして、なくなっていたのかもしれない。ふきのとうと同じように、少し苦味があるが、同じ事なら、春を口でも味わってみたい。涙が出るほど美味しいものでもないが、この味を楽しめるのは、おとなである証のような気がする。苦い事があって、楽しい事があって、悲しい事があって、うれしい事があって、味わい深い人間となれる。そこらのガキどもに、わかってたまるか、この風雅な味わいが。

信楽の桜 ■かおる(504) 投稿日:2002年3月27日<水>17時59分/女性
信楽の畑というところに、人知れず咲く見事な、枝垂桜があるらしい。MIHO美術館から、上朝宮に抜ける細い道沿いだとか。大津でもそろそろ桜が咲き始めたが、信楽はちょっと寒くて遅れるから、まだまだこれから。一度行ってみてはいかが?
見てきたら、是非リポートお寄せください。

薬の長期投与 ■かおる(503) 投稿日:2002年3月26日<火>19時31分/女性
4月から、薬の長期投与が可能になる。つまり、海外旅行や年末年始等の特別な理由が無くても、「3か月分下さい。」といえば、「はい、良いですよ」と出してもらえるようになる。睡眠薬などは、今まで通り、2週間分が限度。
病院で疲れきった最後の薬待ちの時間が2週間に一回から、1ヶ月に一回になるだけで、病気が良くなれば、健康保険の赤字が削減でき、政府の思うつぼ?
ただ、湿布薬なんか一杯欲しい人は、大荷物になるから、大きなリュックが必需品となり、かさばったリュック姿の老人を見れば「はは〜ん病院通いだな」と一目で分かるようになるかもしれない。
でも現場の我々は、あの悪夢の半錠長期投与が乱発され無い事を祈るのみ。

マスクで撃退 ■かおる(502) 投稿日:2002年3月25日<月>18時39分/女性
寒くって、桜だけでなく私も外へ出たくない。出ればマスク姿が目立つ。あんなに病気然としたまっ白のマスクより、ピンクとかチェックとか、桜の花模様とかキティちゃんとか、洋服の色とコーディネートすれば良いのに。こんな事を言えば、「お前がアレルギーと無縁だからだろう。毎日しんどくて大変なのに」と言われそうだが、私だって持っている。男性アレルギー。鼻は出ないが涙は出るよ。鼻詰まりは無いが、気詰まりはあるよ。マスクで撃退不可能。私のほうが重症じゃない?

サグラダ・ファミリア ■かおる(501) 投稿日:2002年3月24日<日>21時46分/女性
私はTVを持っていない。だからどんな番組もいつも偶然に遭遇する。今日はガウディのサグラダ・ファミリア(聖家族教会)だった。私が彼の地を訪れてはや20年が過ぎている。たくさんの石がごろごろ転がる割には、訪れる人もまばらな建築現場だったのに、今は、随分と観光客も、作業員も増えているようだ。あの塔が、楽器だということは知らなかった。最後には、84本の鐘の音でカタルニア地方の民謡がコンピュータを駆使して演奏されていた。私がガウディの建築物を見て一番驚いたのは、100年前にあのような天才の技を許したカタルニア地方の包容力である。今年はガウディ生誕150年だという。今生きている意地悪な人も、優しい人も、包容力のある人も無い人もおしなべて200年後の完成を見る人はいない。

花冷えのお墓参り ■かおる(500) 投稿日:2002年3月23日<土>22時45分/女性
強い風の曇り空、チラホラ桜の咲き始めた花冷えの中、お墓参りに行った。ずーっと朝から頭痛は治らずじまいだった。頼まれもしないのに人々の悩みを一人背負ったような、芥川龍之介の写真を思い出し、胃痛に較べると何となく文化的でいいなとでも思わないとやりきれない。今日はおはぎも効き目がない。もしや"働き病"に侵されてでもいたら、もう私らしさがどこにも見出せなくなる。そんな事心配するから頭痛になるのさという悪口が聞こえそうな、でもまだ猫の声は聞こえてこない春の宵。

原画のぬくもり ■かおる(499) 投稿日:2002年3月22日<金>16時51分/女性
『中島潔の世界展』に行った。観客の間から時々漏れる「郷愁」という言葉。装いと背景は、確かに昔の日本だが、昔こんなふくよかな顔つきの幼子っていたかな。本当に郷愁なんだろうか。頻繁に登場するコロコロした「うめ吉」という名の子犬が、ぬいぐるみで売られていて、やけに可愛い。ほとんど同次元の、犬と子供に比べ、後半の源氏物語からの絵は、ひどく色っぽい。原画の持つぬくもりが、乾いた心を満たし、しばし現実のぬめりを忘れ る。出てきたら、外ではしとしと春雨が降っている。こんな日は、いっちょう中華風春雨サラダを作ろうかと、余裕の休日だ。

Quality Of Life ■かおる(498) 投稿日:2002年3月21日<木>19時03分/女性
東京では平年より15日早く桜が満開を迎えたそうだが、家の近くはまだ固い蕾。今は木蓮が真っ盛り。歩いていると家の前の小さなスペースに植えられた沈丁花が、高い香りを放っている。私はこの香りが大好きで、この匂いの満ち溢れているときに死のうと思っているのだが、こればかりは、努力の仕様がない。とりあえず今年は死なない。
緩和医療という言葉をご存知だろうか。最近は、治せないのは医者の敗北だという考えは下火になって、不治の病に侵されたとき、いかに質のよい人生(QOL)を全うするかを、真剣に考えるようになってきたそうだ。それは、病気であっても無くても、同じだ。質の悪い人生はごろごろころがっているから、これに躓かないように注意しないと、打ち所が悪くて、寝たきりにでもなったら大事よ!!

春陰 ■かおる(497) 投稿日:2002年3月20日<水>07時25分/女性
明るく暖かい春らしい日が続いているが、この時期の薄ら寒い曇り空の日を『春陰』というそうだ。昨日の大阪の湿度は18%で今日も降水確率は夜まで0%。大津は17℃まで上がる予想。ところが明日から崩れ始め、夜には雨や突風が吹くところも。所謂『春一番』は、春分の日までに吹かねばならないことになっており、ぎりぎりセーフか。大津では、これを『比良の八講荒れじまい』と言う。私の方は春陰が続いているが、比良の八講は26日である。連休晴れるといいのにね。

求む車!車検くるまでに ■かおる(496) 投稿日:2002年3月19日<火>18時04分/女性
ミラーに、「あなたの車はもうすぐ車検です」と書いた、親切な車検屋さんの宣伝ビラがぶら下げられていて、思い出した。そうなのだ我愛車の有効期限はもうすぐ。もらい物の10年選手。これがよく走る事。でもハンドルを切るとカラカラカラカラと実に派手な音がして、その場に居合わせた人の視線がいっせいに注がれる。でも車とピッタリ似合いの運転手を見て安心してすぐに視線は離れる。駐車場では、係員のおっちゃんが必ず「音してるでぇー。大丈夫か」と心配してくれる。「車屋さんにちゃんと見てもらっているから大丈夫。」と答えてはいるが、実は内心心配している。不意に道路上でエンコしたらどうしようと。

誰か、車下さい。ほかす車あったら、私が可愛がりまーす。


こころざし ■かおる(495) 投稿日:2002年3月18日<月>19時52分/女性
ライザミネリ(56才)が4度目の結婚をしたんだって。ぐずぐず同棲するのではなく、きちんと結婚式をして、届出をするというのはエライね。結婚も離婚もそれなりの覚悟がいると思うけど、それを3回ずつ決行してなおかつ・・・・。
若いもんに、いたぶられてしょげてちゃダメよ。 おじさんもおばさんも頑張れーーっ!!  青年には青年の、中年には中年の、「志」つうもんがあるはず。 

もうすぐ春が ・・■かおる(494) 投稿日:2002年3月17日<日>19時27分/女性
あんまりお天気がいいので、三井寺へ桜の下見に行って来た。広大な境内のたくさんの桜の木の芽は、ぷっちりと緑色に膨らんで、ピンクに爆発するための、暖かさと雨を待ち受けているようだ。散策する観光客はチラホラという感じなのに、駐車場は結構一杯。たくさん写真をとってきたので、三井寺の新しいページに徐々に挿入予定。乞う御期待。歩いているとどこからとも無く花の香りが漂ってきて、穏やかな休日だった。あなたはどんな気持ちで春を待っていますか?

見ているだけでも ■かおる(493) 投稿日:2002年3月16日<土>19時17分/女性
いつも朝すれ違う、真っ赤のコートの彼女。細い高いヒールのブーツ姿で、某病院に吸い込まれて行くが、薬剤師ではなさそう。なぜなら、暖かくなって変ったコートが短めの白である事と、ロングヘアーの美人であること。彼女を見ていると、春が来たんだなぁと、ほほえましくなるが、昨日は少し違った。歩き方が何となくアンバランス。よく見ると左の足首に肌色の包帯が見える。きっと捻挫だ。それでも低めのヒールのついた靴を離さないお洒落さん。あのぴょんぴょん飛び跳ねるような歩き方は靴のせいでも、捻挫のせいでもなかった。毎朝、軽のポンコツから密かに観察しているおばさんがいるなんて、彼女は知らない。

私は若くないから、注目が来る筈が無いと思っているが、薬が出来るまでの手持ち無沙汰な時間を過ごす、常連さんから「おっ、新入りがいるな。ちょっとは慣れたかな」と心配してくれているおじさんがいるかもしれない。こんな私でも頑張ってるよと言えるように頑張ろう。ただ見ているだけでも、慰められる事も、勇気づけられることもあるのだから。


治ったよ ■かおる(492) 投稿日:2002年3月15日<金>19時29分/女性
少し残った体力で、お料理を頑張ったら、とらばーゆ以来続いていた、過敏性腸症候群から今週ついに離脱した。用いた薬はストレスを爆発させた(治療への近道)事。

人間関係や仕事のプレッシャーによるストレスが引き金で、大腸の動きが乱れてしまう現代病、過敏性腸症候群は20-30代の女性に多いが、最近は40-50代の男性にも増えてきたらしい。極度の便秘か、激しい下痢、あるいは交互に起こるケースもある。検査で炎症やポリープは発見されないが、健常者と比較すると、大腸に知覚過敏がおきているらしい。以下に、田口進昭和大教授作成による過敏性腸症候群が疑われる主な症状をあげる。

1.下痢が続く
2.便秘が続く
3.下痢と便秘を繰り返す
4.よく腹痛が起こる
5.お腹がはって苦しい事が良くある
6.ウサギのフンのようなころころした便が出る
7.頻繁におならがでる
8.便意があるのにトイレに行くとあまり出なくて残便感や不快感が残る
9.休日などのんびりしているときは、排便の異常はほとんど起こらない
10.朝の通勤・通学時、途中下車して何度もトイレに駆け込む

責任感が強く、几帳面なタイプに患者が多い。これ私そのもの。抑うつ傾向で眠れなくなっている人もいる。誰も信用しないでしょうけど、これも私。自分でいわなきゃ誰も言ってくれないから、一応アピールしておきます。


大好きアイス ■かおる(491) 投稿日:2002年3月14日<木>22時09分/女性
病院の自販機のハーゲンダッツのアイスキャンディをついに食べた。一本260円。隣の売店で売っている、100円のものと形、大きさは変らない。すごく期待して食べたのだが、2.6倍美味しいかと聞かれたら、「うーん」としか答えられない。勤務時間中は緊張のあまり、味の判断力が萎えている。ともかく冷たさと甘さが体を満足させ、ハーゲンダッツが心を満足させるのか。
今度は、カップアイス(270円)だ。チョコクッキーにしようか、抹茶にしようか、バニラかストロベリーか・・・・  太るだけではなく、糖尿病もてぐすね引いて待っている。嗚呼、迷いは尽きない。

あなたにも私にも糖尿病の危険■かおる(490) 投稿日:2002年3月13日<水>19時20分/女性
患者数70万人、総人口の5%。40歳以上に限れば、7人に一人即ち14%である。

随時血糖値が、200r/glなら、大手を振って糖尿病と言える。通常80-150を維持するように、自然に体が調節しているからだ。ご存知のように、すい臓から出ているインスリンの作用不足により、高血糖が起こってくる。これが続くと血管がいたんで、様々な病気が出てくる。今すぐ命がどうということが無いから放置すると、10年経てば、8割に糖尿病性網膜症や、糖尿病性神経障害(足の先の知覚低下が最初)が発生する。これらは5年以内でも発生する。一番いやなのは、糖尿病性腎症で最悪は、透析となる。現在、腎透析患者の中に糖尿病性の人が多いと言う。ともかく病気の進行を押さえることだけが治療である。

検査にも、1〜2月間の血糖値を反映するHbA1c(通常4.2-5.8%)とか、昨日の状態を反映するCPRと種々ある。まめに検査を受ける方がよさそうだ。

確かに、高血圧と共に糖尿病の患者さんは多い。外来のドクターの印象として、食事療法でも薬物療法でも非常に個人差のある病気だと言う事である。しかしあくまで血糖値を正常値にコントロールする事に変りは無い。

その昔平清盛が罹患していた贅沢病、「糖尿病」は今や庶民の病気になった。人間の体の成り立ちの歴史から見ればごく最近、糖分摂取量が急激に増加し、体の構造改革がそれに追いつかないらしい。まず甘いものを食べ過ぎないことかもしれないが、ストレス山を、甘いもの食べて征服している人(私)は、完全に予備軍。どーしよう。


シートベルトなんか大嫌い■かおる(489) 投稿日:2002年3月12日<火>20時19分/女性
警官が一人、家のすぐ近くの踏み切りの見えるコーナーに立っていた。位置から見て、踏切の一旦停止違反の検挙であろう。まずい、私はシートベルトをしていない。ふと彼の気が変って、シートベルトに標的を変えたら、現行犯で申し開きの仕様が無い。こんなところでつかまったんでは、家はもうそこなのに、とハラハラどきどきしながら、しかし踏み切りで止まり、大げさな演技で、丹念に右左を確認して、通り過ぎた。

はー、無事だった。一日中締め付けられた後、車に乗って体まで締め付けられたくない。私はシートベルトなんか大嫌い。


メッチャ ■かおる(488) 投稿日:2002年3月11日<月>17時51分/女性
確かに、中年の女性の話し声で、語り口で、内容で…、その中にメッチャという単語がちりばめられている。そんなはずは無い、おばさんの使用が許された単語だろうか。でもメッチャと聞こえる。これを最初に耳にしたのは、15年ばかり前。当時の高校生が「とても」と言う代わりに頻繁に使用していた。若さの象徴でもあった。

昨夏、食堂でピリ辛冷麺の味を聞いたら、「メッチャ 普通」とお姉さんは答えてくれた。私は辛さの判断がつきかね、別の冷麺にした。

メッチャ:めちゃ(目茶)の変形。頭にアクセントを置いて意味を強調したもの。こんな説明『現代新語情報辞典』にだって出ていないよ。どうやら「無茶」がオリジンのようだが関連語句は、「無茶苦茶」、「目茶苦茶」(苦茶は語調を整えるため)。滅多も加味されているかも。しかし全て俗語で、常軌を逸しているといった意味。今の世に流行る訳だ。メッチャおばさんにならないよう、注意しよう。


梅見 ■かおる(487) 投稿日:2002年3月10日<日>18時00分
今満開だという石山寺の梅を見に行った。観光客が結構いて、境内は整備されて、広くなり、四季折々の花が楽しめるようになっている。花粉症の方はごめんなさい。満開に混じって、まだ蕾の固い木もちらほら。白や、ピンクの濃淡色々混じって、時折かぐわしい香りも漂う。残念なのは、茶店が無い事。梅の花を見ながら、ウメーお団子と熱いお茶欲しいね。まだ来週もキットきれい。深く分け入るとベンチが各所にあるから、熱いお茶ポットに入れて、お弁当持っていっても楽しめそうよ。  画像はこちら

ところであれだけの梅だから、その実はどこへ行くのかなあ、心配!!


パン・PAN ★☆!■かおる(486) 投稿日:2002年3月9日<土>15時16分/女性
休みで朝寝を決め込んでいたら、パン・PAN パン・PANと音がする。「もおぅ うるさいな」と思っても、起きる気にはなれない。花火の音に違いない。朝だよ、今ごろ何〜?と思っていたら、今日は琵琶湖開きの日で、TV「ほんまもん」のヒロインを乗せて湖上パレードが9時半に大津港を出発する、その船出の合図だったらしい。夜には、あちこちの湖岸で、19時からヨシ松明一斉点火がある。

観光都市だからのべつイベントがあり、観光客も多いから、ちょっとやそっとでは動じない体質が出来ている。毎年あるから、いつでも行ける。いつか行こうと思っているが、行けば結構いいのに行かない。新しいと思っていたイベントも、いつのまにか回を重ねてレギュラーになっている。
今日は、家の中にいるのがお天道様に申し訳の無いような快晴。そろそろ
私も動き出すかな。もう土の中の虫が動き出すと言う「啓蟄」(=けいちつ、 今年は3/3)もとっくに過ぎた。

 


断水お見舞い ■かおる(485) 投稿日:2002年3月8日<金>20時08分/女性
信楽の上水道にフェノール(石炭酸)が混入していて、この三日間断水だそうだ。「陶芸の森」も明日からしばらくお休みだとか。どの程度の濃度か分からないが、私は昔実験中に、この原液を数滴、ジーパンの太ももに落としたことがある。

直ちに、隣の大学病院の皮膚科に連れて行ってもらったが、ごく薄い液は手術のときに使われるらしく、ドクターはさも珍しいものを見たと言った感じで、「へー原液だったらこんなになるのかー。」 動転している私に、追い討ちをかけるような心細いこの言葉、忘れられない。無傷のジーパンの下のストッキングは大穴があいていて、皮膚はやけどのようだった。間もなく傷は治ったが、洗濯したジーパンには穴があいた。

断水の処置は当然だろうが、住民は不便だよねぇ。あんな信楽みたいなきれいな空気の穏やかな場所で、こんな事故意にする人なんているかしら。ヤレバ世の中のためになるような悪が、人目を忍んで住んでいるとか?それともサリンか毒物カレーの焼き直しか。想像はどんどん膨らんでいく。
「もらしちゃってごめんね。」と誰かが言ってくれると良いんだけどね。

信楽の藤田園の皆さんも蓮月の皆さんも頑張ってね〜。


魔女みたい? ■かおる(484) 投稿日:2002年3月7日<木>23時03分/女性
錠剤をつぶして粉にして処方する事がある。飲めないからだ。必要数を計算して、丹念に乳鉢でつぶす。干からびたトカゲや蛇を粉にするならさしずめ魔女だが。  

例えばこんな時。1/2錠ではまだ足りず、1/4錠、3/4錠、1/10錠すら出てくる。確かに薬に対する反応は個人差があるが、こんなにあるの?

剤形にはそれなりの理由がある。携帯に便利、飲み易い、粉だと苦すぎて飲めない、舌がしびれる、早く溶けては困る、胃酸で薬効が落ちる、光や、酸素で経時的に成分が崩壊していく。などなど。

それが分かっていても、生き長らえるために、粉で液体の栄養剤と共にチューブから摂取する。

折角作ったものをまたつぶす。3月の道路状況と似ている。「人間は一人では生きられない。」元気なときには聞き流しても、病気になって動けなくなるとこの言葉は重い。

元気でいようね。白い服を着た魔女達のお世話にならないように。

 
春雨 ■かおる(483) 投稿日:2002年3月6日<水>20時50分
春雨は好き。お鍋の中でとろとろしていたり、中華サラダになったり。そして今日は硬く結んだ蕾に大きくふくらめと降り注ぐ。気になるしわも、部屋のほこりも、雨の日は目立たない。もう厚ぼったい黒いコートは着る気になれない。かといって、下は半そでだから着なければ寒い。あなたはどうしてますか? 

心も弾むようなパステルカラーの服、寒いけれど見栄はって無理やり着れば
♪どじょっこだの、ふなっこだの はーるがきたかとおもうべなあー♪
早く暖かくナーレ。


「○○はどこですか?」 ■かおる(482) 投稿日:2002年3月5日<火>18時35分/女性
「階段はどこですか?」「玄関はどこですか?」「トイレは?」「売店は?」
まーた私は、病院の廊下でもしばしば尋ねられる。これは皆、地下での話。当然玄関は一階にあるから、このケースを除いて、後は聞かれた場所から、ほんの5メートル内外のところ。大体の見当はつけているらしいが、地下は、周りの景色が見えず、自分がどちらを向いているのかわからなくなるらしい。悪い事に、そこに自動販売機がいくつも整列して、お客さんに魅力的な眼差しを投げかけている。一瞬、彼等の頭はまっ白になるのか・・・、そんな時、白衣姿の私は格好のえじき。

今まで知っている所ばかりだから良かったけれど、まだ4ヶ月よ。知らない所のほうが多いのに、「知らない事なんて無いよ。」って顔して歩いているのかしら。実は昨日から仲間入したハーゲンダッツのアイスクリームを、今日知って、横目でチラチラ見ながら、私もグッとこらえて歩いていたのに。

ナノ ■かおる(481) 投稿日:2002年3月4日<月>19時21分/女性

医薬品を数百ナノナノは十億分の一)mの微粒子にする技術が開発されたそうだ。なぜそれがそんなに良いかと言うと、ドラッグデリバリーシステム(DDS=薬を体内の狙った部位に運んだり、必要な量だけを放出したりする技術)を実現できるからだそうだ。

つまり、それくらい小さいと、毛細血管に入り込みやすく、鼻から吸引するだけで、静脈注射と同じ効能が期待できる。従って患者の苦痛を軽減できる。溶けにくい性質の薬剤の吸収を高められる。副作用を軽減できる。マイクロカプセルにすると、徐々に体内で放出出来る。こんなにいい事尽くめナノだそうだ。

一日に3回薬を服用する事さえ、不可能なほど忙しい現代人のために、最近は一日一回でいいように、ゆっくり溶け出させたりするような、技術的な方向の研究が盛んである。また某漢方メーカーは、3回服用から2回服用に改めるそうである。(昔は2回が多かったように思うが・・・)。DDSの進歩に、エールを送ろう。薬の種類も量も出来るだけ少ない方が、あなたも私も楽ナノだから。


毎日マラソン初観戦 ■かおる(480) 投稿日:2002年3月3日<日>15時29分/女性
丁度パルコ前(大津の都会エリア)を通過中の毎日マラソンの軍団に行き当たった。何とそのときデジカメを持っていた。帰って早速公開をと思ったら、写っていない!電池不足だった。残念。

近くに住んでいて毎年あるのに、実物を見たことが無かった。たくましい筋肉が、グッグッとアスファルトを踏みしめる。彼等の頭の中は走る事以外に無いのか、恋人の事なんか思っているのか分からないが、何かシンプルなものが、複雑な世の中を走り抜けている。稲妻が通っているような不思議な感じがした。涙が出てきた。これを人は感動と名づけるのか。都会に住めば住むほど、便利になるほど、生き物の本来の姿からは遠ざかる。 どんなマラソンもアスファルトの上を走っているようだが、何かミスマッチのようでもあり、動物としての人間への回帰の叫びが余計高く聞こえるようでもある。


こんな意見も■かおる(479) 投稿日:2002年3月2日<土>18時53分/女性
憤懣やるかたなき私の自己チュー批判に、学会論文査読でご苦労されている先生から次のようなメールを頂きました。ありがとう。

→→→→→→
関連論文の検索は、キイワードの入力ですぐできますから
そう大変ということはありません。だから、調べ尽くせなかった
というのは、あまり理由になりません。

>先生方がどうしていいか分からなくなるという。

それは、若い人たちの研究意欲をそいではいけないという配慮からです。
ですから、若い研究者の無責任だけ責めるわけにはいきません。
意欲的に何かやろうとしている若い人に、それは、くだらんとか
そんなことはとっくの昔にわかっていると言うことは、相手の
理解力と受容の能力を見極めないとできません。
それは指導者としては、甘いといわれるかも知れませんがね。
それと既に研究しつくされたことのリピートであっても、少しは新たな
側面の見出し(過去の見落とし)があるのでは、という期待が常にあります。
←←←←←←

昔、こんな大人いたかしら。いいねこんな先生の下で勉強できる学生は。まあ心配はいらないと思うけど、もし "自己チュー毒" に気が付いたら、いいお薬処方しますよ。


調剤印 ■かおる(478) 投稿日:2002年3月1日<金>17時45分/女性
もう三月、はやいーっ。
とらばーゆ5ヶ月目にして、今日初めて、院内の一部の処方箋に、正式な調剤済みのはんこを押すお許しが出た。湿布一袋、痛み止めの坐薬一個出すにも、これだけの道のりが必要とは。大変な仕事なんだね、病院薬剤師って。もちろん姿勢が昨日と変る事は無いが、はんこを押すたびに、責任感が心地よい。でも外来処方箋に押せる日は、ま〜だまだ。

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