『談話室』 総集編   9月分 ( 03/09/01〜03/09/30▼     

楽しい、簡単、網戸張り■かおる(215) 投稿日:2003年9月1日<月>07時16分/女性
網戸が必要なほど虫は居ない。網が破けて無くなって戸にはならず、ただのアルミサッシの枠になってしまって数年が過ぎた。放置していたのは、ただ飾りに過ぎない網戸を張替える気にならなかったからで、見苦しいのが気にならないのではない。

ジャーン!ついに網戸を張り替えた。すると鳴り物入り(雷)のひどい夕立が朝から降ってきた。どうやら私の感動の嵐が具現化したようだ。降らないわけがない。何しろ生まれてはじめてのことだから。

説明書き通りに測って、DIYで、網、ゴムのテープ、網とゴムを押さえるローラー、一揃い買い整えた。きれいに洗って乾いた枠5枚と材料を前にして、ため息が勇気に変わるまで、BGMを選んだりして、さすがに少しの時間が必要だった。ところが意外なほど簡単でどんどん仕事はすすみ、小沢征爾指揮のウィーンフィルのニューイヤーコンサートが終わる頃には、もう網戸張り職人になった気分。ドライバーやカッターを腰に巻きつけた皮のバンドから取り出す気持ちで、ポケットから出し、滑り込ませる。すぐに何にでもなれる特技、こんなときに役立つ。仕上がった網戸を立ててそっと触ると、ピンピンに張って、仕上げに打ち水していないのに、こんなにピンと張ってえらいなと、いつかしか障子張りとごっちゃになっている。

噂には聞いていたが、ホント簡単。あの148円のオレンジ色のローラーさえあれば、誰にでもできる。いい汗かいて、すごい達成感! 呼んでください。張り替えますよ〜。エへへ、もうその気分。


正論■かおる(216) 投稿日:2003年9月2日<火>06時40分/女性
「自分で自分がどうにもならへんのに、相手をどうこうしようなんて無理や。そうでしょう。カッカッ、カ。」と明るく笑われる。

誰でも知っているし、誰でもいえる言葉。ゴシック体の整った文字列を見れば、たいしたインパクトも無い。でも目の前の白い着物を着た阿闍梨さんの口から出ると、なるほど、フン、フンと心の底に落ちていく。相手をどうこう出来るなんて端から思っていない。まず、自分をちょびっと、どうこうしてみよう。あまりにも自然体が尊ばれて、少し自分に寛大すぎたかもしれない。「私は、正論をいいます。」そう言われてもね、と思わずに。


不正餐■かおる(217) 投稿日:2003年9月3日<水>06時52分/女性
イヤー昨日は暑かった。昨年、体感温度計が狂っていたらしくて、冷えすぎたみたいで体調不良を招いてしまったので、今年は極力我慢していたが、昨日はだめだった。残酷暑お見舞い申し上げます。

暑くても、帰るまでに時間が少し余ったと、中間地点の我が家に立ち寄ってくれる人がいる。夕方だ、私の手料理でご飯食べようと、言いたいが、材料がない。買い置きを控えているからだ。食べ過ぎないように。だから常時不正餐である。しかし誰かと一緒に正しいご飯≠おいしく食べると不思議と多くても、消化されてしまう。そういう時、消化酵素が多く出ると物の本に書いてあるが、実際それはありありと感じる。正しい生活が正しい食生活を促し、それはまた正しい生活を保障する。「正しい」は「健康な」と言ってもいい。彼女はお腹一杯だったのでお菓子を食べた。また不正餐。

(正餐:正式の献立の料理)


トンボ■かおる(218) 投稿日:2003年9月4日<木>08時51分/女性
このまま工事現場に仕事に行きそうな、筋骨たくましい赤銅色のおじさんが、湖岸でたらたら歩く私の横を走り過ぎた。白の野球帽を後ろ前にかぶり、ワッサ、ワッサという音が、飛び散る汗とともに聞こえてきそうである。見れば右手に、汗だらけの黒のランニングシャツを握り締めている。逆三角形の広い背中の下には、汗で体に密着した蛍光色の薄黄緑色の小さなランニングパンツ。こりゃー!! セクシーと言うべき? 若い女性の見せT≠ニいうのと比べても遜色がないゾ。軽犯罪法に抵触しないの? 
その暑苦しさをすくってくれたのは、トンボ。芝生に座った私の周りを数匹が飛んでいた。 動物はもう秋の来るのを知っている。

朝の匂い■かおる(219) 投稿日:2003年9月5日<金>07時40分/女性
犬が人より臭いに敏感であるのは鼻の構造の違いによる。人の鼻の穴の奥は空洞になっていて、その鼻腔の天井に嗅細胞が集まっていて通気性がよい。動物は、鼻腔部分は管状でその途中に袋がある。この袋にたまった臭いの分子が鼻の粘膜にくっついて人の10万倍という途方もない嗅覚となるのだそうだ。匂いの分子は知らぬ間に粘膜にくっついている。それで、息をつめて通り過ぎても、後でしっかり匂ったのだ。

昼間はわからないのに、朝は不思議なことに、釣り人の顔が見えないくらい遠くからでも、吸うタバコの臭いがわかる。まだ良くわかっていないが、微小な気象というものがあるらしく、植え込みの花が咲き始めたのも、朝の匂いで知った。琵琶湖ばかり見て歩いているので、だんだん強くなる、これは草いきれかと思いながら追いかけると目の前に花があった。昆虫はこのようにして、餌のありかを見つけたり、フェロモンを使いこなしたりているようだ。

昨日の夜の淀んだ空気をかなぐり捨て、きょうも新しい朝が、新しい匂いをあふれさせる。そして新しいファイトが湧いて来る、人もいる。


読んでるよ■かおる(220) 投稿日:2003年9月6日<土>20時22分/女性
実家にいたら、私に電話だと言う。そ、そんなはずはない。私がいるのをなぜ知っている!!! 電話の主は「『談話室』読んでたら、どこにいそうかわかるよ。」 とのたもうた。私の行動様式が割れている。
「元気そうやね、読んでるよ」と伝言があった、その友もすごく頑張っているらしい。
何かと忙しい責任ある年齢で、誤字脱字いっぱいの間違いだらけの『談話室』に時間を割いてくれる、あなたも、あなたも、ありがとう。間違いだらけの人生を送る私への友の応援歌、聞こえるようで、うれしい!

innovation■かおる(221) 投稿日:2003年9月7日<日>21時09分/女性
大学卒業後、高校の数学教師(Z高を含む)を12年やってからモデルに転身。その後、病に倒れた不動産会社を経営する父親に代わって、会社のイノベーションを始めた39歳の女性がいる。どこにでも変り種はいるもんだが、まあ生意気、元気、厚顔、自信過剰。若い頃の私を見ていたおじさんたち達はこんな気持ちだったのだろうか。実は本人はなんとも思っていないのに。それは何を隠そう、失敗しても取り返しのつく若さへの嫉妬。取り返しのつかない老いへの憤り。私は、体制に迎合したが、彼女は「前例がないからやるのだ」とイノベーション。いい時代になった。しかし、同一直線状で比較するような馬鹿な真似はしない。人生はそんなに単純とは思えない。それを知っているのは、年齢を重ね、経験を重ねた私達。

体波■かおる(222) 投稿日:2003年9月8日<月>06時23分/女性
「あ、かおるさん? ドーシテル? 暑いけど元気?」留守電の緑の点滅ボタンを押すと、聞こえてきた。最近はメールが便利で、ついこれで済ませるし、その方がぴったりの用件のときもある。けれど声を聞くのは悪くない。つい私も「元気! 元気!」と電話する。私もこの間「どうしてはるかなぁ」と思っていたところ。火星に向かってじゃなかったのに、知らぬ間に届いて、反射して戻ってきて、ちょうど当たったかな。電波<音波<体波(辞書で調べたってないですよ。今私が作ったのだから。ハ、ハ、ハ)人に伝わるものの強さはこんな感じかな。やっぱり会いたくなって食事の約束をした。思い≠ニいう名の微粒子が時空間を越えて飛んでくるから思い出す≠フだろうか? その人だけじゃない、あなたにも飛ばしてますよ。

おじさんの優しい言葉■かおる(223)投稿日:2003年9月9日<火>06時57分/女性
早起きなのは猫なのかおじさんなのかわからないが、汗だくで帰ってくると、階段で時々すれ違う。「おはようございます。続いてますね。」「ええ、不思議と」私は昔から、おじさんとの親和性が高い。おじさんと同年代になったが、やっぱりそうだということは、私が若いときもおばさんだったということだろうか。

「太ってへんやん、ほっそりして、きれいや。」たいして変わっていないし、誰が見てもデブなのに、こう言ってくれる人がいる。「やせたんですよ、やっとここまで」私は、お世辞上手の取り巻き≠たくさん用意している。そして額面通りに素直に受け取る。これもダイエットのコツ。


誰のため?■かおる(224)投稿日:2003年9月10日<水>06時46分/女性
オジンくさい体制べったりの青年ばかりの中、あのおじいさんは、なかなか若い! わずかな情報しかない江戸時代なら、「お家」のためが、すなわち世界のためだったかもしれないが、現代の彼等はもっともっと広い立場で物が見える立場にあるはず。

彼の行動は、一石を投じたという意味だけにおいて、少しは評価され得るのかもしれないが、政治に対して、興味も、理解力もない私にはよくわからない。が、彼がわかって欲しいのが私でないのは問題ではないだろうか。


月は西に日は東に■かおる(225) 投稿日:2003年9月11日<木>06時47分/女性
明け方の5時、もう、中秋の名月を見てしまった。夜がそろそろ帰るよ、という暗闇の低い空に、鮮やかな黄色い丸が見える。月だ。月の入りというものを見たことがあったろうか。大きい! ゆっくりとたなびく雲の間を潜り抜け、山の端に近づく。京都へ落ちていく。カメラを取りに戻ろうかと思った。高橋尚子になれれば間に合うが、無理だ、仕方がない。私一人、楽しむことにした。月を愛でながらいつもよりゆっくりと歩いていると、タッタ、タッタと足音が近づいて、追い越していく。後頭部には、オー、ここにも月が・・・。もうそれくらい明るさがでてきた。

真後ろを振り返ると、琵琶湖の向こう「やうやうしろくなりゆくやまぎはすこしあかりてむらさきたちたるくものほそくたなびきたる・・・・」 細い灰色の雲が幾重にも並ぶその間を、淡いブルーや、淡いオレンジ、白と好きなように、染めて、移り気な光は次々と景色を変えてみせる。姿を見せない太陽が、まるで、落ち行く月をせきたてるように。上空は灰色の雲を選り分けて、白からブルーに変わろうとしている。京都にいた清少納言は、比叡山に阻まれて、この全体のお釣りみたいな、上空部分しか見られなかったに違いない。

カメラを持っていなくて良かった。たとえ私の腕が良くても、こんな壮大な美しさの前で、デジカメ持ち出すのは失礼というものだ。汚れた昨日の残りかす、きれいさっぱりなくなっていく。自分の目で確かめて。この感触。この美しさ。このすばらしさ。


つらくない人はいないが・・・■かおる(226) 投稿日:2003年9月12日<金>07時08分/女性
「ニフレック」は腸管洗浄の目的で飲む薬である。大腸内視鏡検査及び大腸手術時の前処置として用いられる。患者さんは、大きなプラボトル入りの無色透明の液体を「ドーン」と渡されるから、何を飲んでいるのかわからない。少々塩辛いから水でないことはわかる。最低でも2リットルを、1リットル/時間のペースで飲む。

かなりつらいこの検査の前に、いくら空腹でもこれだけ飲み干すのはつらい。運動して汗かいた後でも、たぶんつらい。溶かす前の粉も相当量ある。うちでは、ヨーロッパアルプスの名水に溶かしています。とか、六甲の水です。とか聞けば、我慢する力も少しは増えるかもしれないが、ただの水道水。フレーバーが付いている他社の製品もあるが、これは無臭。

『緊急情報』によれば、11年間の使用者、1.772万人のうち、腸管穿孔症例11例(うち死亡例5)、腸閉塞7例(うち死亡1例) であるから、ほとんどの人は大丈夫なのだが、腸管穿孔、腸閉塞に対する注意は、以前の説明書にも述べられている。腸の病気が疑われるということは、弱い部分もあるわけで、やっぱり入念に注意は払われるべきであろう。

当日病院、前日家で、と飲む場所も一定ではないが、飲んで腹痛が来たら、1時間たっても排便がなかったら、直ちに飲むのを拒否して、一寸怖いかもしれないが、その旨を関係者に言うべきである。生きるために検査も手術もするのであって、死ぬためにするのではないのだから。


ジャ、ジャーン!■かおる(227) 投稿日:2003年9月13日<土>06時14分/女性
くじ付きはがきの、当選番号がわかるサイトがあるの知ってる?その名も『お年玉年賀はがき&かもめーる当選番号チェックサイト』 このご時世、きっとこんなのあるはずと検索して見つけた。左上の枠に当選番号が出ている。それを見て、自分のと見比べればそれで終わりなんだけれど、そこはそれ、PCらしい楽しみが載せてある。

当たり番号の下に、小さな枠があり、「次のフィールドに下2桁の数字を入力して下さい。」とある。

物は試し、はずれ番号61≠指示通り、半角数字で入れてみた。直ちに61=@はずれ とその下の枠に出てくる。「当りは60でした一番違い残念! また次の機会にね。」なんて言葉が出てくれば、また買ってみようかと思うのに。ただ、「はずれ」。

面白くないので、60≠入れてみた。「ジャ、ジャーン」と音がして61 はずれの上の行に、60 大当たり 「切手シート賞」が出てきた。こうなりゃもう一個。続いて、40≠入れてみた。40 大当たり? **0240 なら「ふるさと小包賞」  もうばかばかしくて、これで止めた。インターネットのくじほど当たらなければ調べないのだが、当たったかつての記憶が忘れられない。その切手シート″。も死蔵しているくせに。


タイガースラーメン■かおる(228) 投稿日:2003年9月14日<日>00時13分/女性
優勝まであと一歩だが、早々と、タイガースラーメンを買った。袋に虎のマークも神々しいタイガースグッズ山積みの中から見つけた。なんのことはない、カレー味のチキンラーメンなのだが。一寸高めだった上に、虎とカレーの共通点って黄色だけじゃないの等とつべこべ言わずに、まあ頑張っているタイガースにファンではないが、ご祝儀のつもり。そういえば、去年も応援グッズの当たるセールをやっていた。社長さんがファンなのかしら。

こういうものをおいしいと思った懐かしい青春の日を思い出す。くぼんだ麺の顔を見るのも初めてで、コマーシャル通りに生卵を置いて、熱湯を注いで蓋をして3分間。この正式な作り方をした事はあまりない。麺の固さが絶妙で、たしか発売された頃(昭和30年代、35円だった。)は、こんなに均一な硬さに仕上がらなかったような気がする。見かけは同じでも、研究はされているのだ。きっと時代とともに味も変わっているのだろう。でなければ、こんなシンプルな元祖即席麺が、山とある他社の製品に太刀打ちできまい。新製品が出るたびに、ともかく買い、スープや麺について詳しく論評を加える人がいたが、若いからできた事だった。

若いから、好きだからと、カップ麺ばかり食べている人で、今時、貴重な経験をした人がいる。これ実際にドクターから聞いた話。栄養失調である。1日30種以上の食物と運動は必要。あなたも便利に流れないように、注意!注意!


優勝おめでとう阪神タイガース■かおる(229) 投稿日:2003年9月15日<月>21時10分/女性
こんな日はがらがらかと思ったのに、混んでいた。「○○の湯にお越しいただきありがとうございます。皆様にお知らせいたします。ただいま阪神タイガースが優勝いたしました。」パチパチパチパチと遠慮がちに、一部で拍手が聞こえ、ワーと声がする。人々は微笑みあっている。女湯ですらこうだ。男湯はどんなだったろう。早速、テレビのあるサウナに向かうと、やっぱりいつもより人が多い。LIVE≠フ文字が端っこに見える画面には、うれしそうな星野監督のアップだ。六甲おろしの嵐の中、選手達が、大きなペナントを持って、球場を歩いている。「苦節18年・・・・・、このような感動を与えてくれた球団があったでしょうか・・・」ちょっと、私はそれどころじゃないよと思いながらも、その調子にのせられて、なんだか涙があふれてきた。汗が出ているからここで泣いてもわかりはしないと遠慮なく涙を流していたら、今度は鼻が出てきた。暑い!もう限界だ! 露天風呂に行って、一寸小さくなった火星を見て、おしまいにした。言っておくが私は阪神タイガースのファンではない。困ったな。明日、梅田で用事がある。なぜか18年前にも、このときに大阪に行って、入場制限中の阪神百貨店を取り巻く人の列の横を通った。夜が更けても、植え込みの縁に上って、肩を組んで「六甲おろし」を歌いながら、ゆれているおっちゃん達がいた。ああ、どうしよう。もう一度言う。私は阪神タイガースのファンではない。 

Re:優勝おめでとう阪神タイガースpure(230) 投稿日:2003年9月16日<火>18時35分/大阪府/男性
阪神タイガース 優勝、万歳!!

 はい、わたくしめは阪神ファンです。昨日は実に気分がよかったです。片岡のホームラン、最高でした。星野のスピーチもよかったですね。

 21年ぶりの優勝の後、今年は18年ぶり・・・、次は一体何年後なんでしょうか。(^^;

一夜明けた大阪■かおる(231) 投稿日:2003年9月16日<火>22時36分/女性
pureさんは、阪神ファンでしたか! じゃあの怒涛の戎橋に行きたかったでしょうね。昨夜のTVに比べて、今日の大阪駅界隈は、尋常でない人の数を除けばいつもの日とあまり印象は変わらず、私は一寸浮いてしまいましたよ。だってタイガースに敬意を表して、虎色カラーコーディネイトだったんだから。

もちろん、寸暇を惜しんで、阪神百貨店の入り口を探索。「ここは出口専用です。」とメガホンでガードマンががなり続ける。列の長さだけでも確認したいと、行けども行けども最後尾は来ない。あきらめて引き返すと、ヨドバシカメラでは、「デジカメなど、7.8万円分入っています。もうすぐ終わりです。」という1万円の福袋に、こちらは男性軍が色めきたっている。お相伴に預かろうと、知恵を絞ったネーミングのバーゲンセールが、あちこちに花盛り。「あんだけ、ワーワー、ゆうてたら、そら寄って行くわなぁ」と冷ややかに、語る人も。福袋のたて縞模様と、77円、770円のワゴンがタイガース風。

阪神百貨店に入るには3時間待ちである。忍耐力のない人達が、入れなかった腹いせに、来るに違いないと回りのデパートは、その欲求不満を満たしてあげたいと、てぐすね引いて待っている。「こんな値段でありませんよ、今日だけです」と連呼する声はもうかれそう。何か買わなきゃ、得したと思わなきゃ、買わずに帰れぬ難波女のど根性。両手に幾つもの大きな袋を持った人が勝ち組? 私はどうしたかって? 道端で携帯電話しているタイガースを信じてやまない男性の声で我に帰った。「・・・ん。そこの階段上がったとこ。でも日本一のときでもええやん。」そして、こういう大事なときに限って、幸か不幸かカードを持っていくのを忘れる私。今度こそ!!!  


大津祭り今年のくじ順は■かおる(232) 投稿日:2003年9月17日<水>21時24分/女性
2003年の大津祭りの巡行順が決定! 夜に曳山町を通ると、お囃子のお稽古の音がもれている。まだ、昼間は毎日暑いけれど、お祭りの頃には、朝夕、秋が忍び寄っているのを感じるようになる。今年の大津祭りの見所として、復元新調物を持つ曳山をこちらに記載、早いね。

急がば回れ■かおる(233) 投稿日:2003年9月18日<木>07時10分/女性
9/19.20.21.22.23の5日間限定イベントぐる〜っと瀬田川の副題に「急がばまわれ」とある。「危険な近道をするよりも、遠回りでも安全確実な道を歩いた方が結局は目的地に早く着ける。安全な手段を取った方が得策であるということ」を知らない人はいないが、これが瀬田川に関係していることを知る人は案外少ない。連歌師・宗長の作品にある。詳しくはOh!Oh!大津 瀬田の唐橋のページでどうぞ。

落語のネタの元となったとも言われる、江戸初期の本、安楽庵策伝作『醒睡笑:せいすいしょう』にそれが紹介されているそうである。余談だが、今年は彼の生誕450年で、出生地岐阜の「お笑い感動のまちづくり実行委員会」による企画がこちらのページで見られる。

外国の諺にもある。
The longest way round is the nearest way home.
(いちばんの回り道がいちばん近い帰り道)
More haste, less speed.(急がば回れ)

これを忠実に実行してすっかり目を回してしまった人はどうする? そりゃ、もう一度、ぐる〜っと瀬田川まわるしかないね。-----イベントぐる〜っと瀬田川≠フ回し者-----お後がよろしいようで・・・・・♪


モーコリタ、追加と削除■かおる(234) 投稿日:2003年9月19日<金>06時30分
天台宗の教えの中に、「亡己利他」 というのがある。己を忘れて他に利する事である。

日本全国で1万店がやっているというが、大津でも、人通りのないお酒屋さんの前に、「阪神タイガースVセール 10%off 」の貼り紙がある。過敏に反応している人はあまり見かけない。日本全国があの阪神百貨店の周辺の盛り上がりではないとしても、経済効果ってあると実感した。阪神の隣のデパートの初日の売り上げは2倍だったという。やっぱり。日本全国への波及効果がん千億≠ニいう報道もまんざらウソでもなさそう。

よってこのたび、
阪神タイガース辞典に、「猛虎利他」が採用される事になった。
そして18年間「モー、懲りた」と言わなかった阪神タイガースファンの辞典からは、この言葉が削られた。
信用できない消息筋からの情報である。


Re:消息筋pure(235) 投稿日:2003年9月19日<金>10時28分/大阪府/男性
阪神ファンは永遠に不滅です
 
 負けが込んでいるときにはモゴモゴとつぶやき、勝っているときには呵呵大勝とわめき散らします。
 阪神の応援は、うーん、少しばかりネジレが入っております。はい。
 わたくしめは信用できない確かな消息筋の一つにお入れください。^^

変幻自在HTML■かおる(236) 投稿日:2003年9月20日<土>07時03分/女性
pureさんのHTML!! 信用できない なんて小憎らしいわね。その技量を高く評価して確かな消息筋のリストに追加しました。ご安心を。ところで不滅の応援団は、声援だけではないはず。私の推測では、勝ったといっては飲み、負けたといっては飲む。違いますかな。
また信用できない消息筋から新ネタを入手。HTMLとは、H(阪神)T(タイガース)のために飲んだアルコールのML(ml)量です。単位の設定は各自自由。たとえばコップ一杯を一単位とするなら、「今日は負けたので5杯飲む」のなら、5HTML。ビール一缶350mlを一単位とするなら、「今日は勝ったので二缶飲む」のなら、2HTML。私の場合はそのままmlを使い「昨日は優勝を祝って125HTML飲んだ」こんな調子。わけわかんないね。悪酔いしそう。ゲッポ。

Re:変幻自在HTMLpure(237) 投稿日:2003年9月20日<土>11時03分
今日もお酒が飲めるのは、こうして楽しく飲めるのは、阪神さんの御陰です。僕らのために、ファンのために尽くされた、阪神さんの御陰です。星野さんよ、阪神さんよ、有り難う。

 あはは、お酒を飲むのに理由はいらないんですよね。^^   阪神優勝というのは単なる口実です。

でもねぇ、歳!なんでしょうかね・・・。^^;


『高く遠い夢』■かおる(238) 投稿日:2003年9月21日<日>00時13分/女性
pureさん、我々若いもん≠ヘいけません!! ご存知でしょうが、この人こんなこと言っていました。

「もうやることはない」食べたい放題、飲みたい放題の楽な暮らしにながれ、彼はやらない理由≠ホかりを考える人生を送り始めていた。気が付くと、高血圧、高脂血症、腎臓にも心配のある84sのデブで、どこにでも転がっている、普通のオジンに成り果てていたという。父は、こんな事じゃ身体がなまってしまうと、わざわざ一人暮らしをはじめ、今度はあそこを滑ると日夜鍛錬を怠らない。先般99歳でモンブランを滑り降りた、かの敬三氏。息子豪太氏はオリンピックに2回出場、そして自分は……「このまま人生を終わってしまうのか」……、64歳の彼は心の片隅に残った、エベレスト登頂の夢を思い出した。試しに札幌自宅近くの藻岩山(513m)に登ってみた。自分より、年上の人々が悠々と登っていくのに、彼は心臓がばくばくして、頂上までいけなかった。あの三浦雄一郎氏がだ。いわんや我々においておや。

夢を失いかけていた。そんなときには勇気もなかった。夢を追いかけるために、一歩を踏み出す勇気がいる。そして一歩踏み出したら、それをやり遂げるまであきらめないで続けること。そうすれば、夢は実現する。5年間の用意周到なトレーニングの末、ついに70歳、最高齢のエベレスト(8.848m)登頂成功者となった。ってなことが、『高く遠い夢』に書かれているようだ。その時、彼の血管は30歳台だと医師に言われたそうだ。そんなことがあるのね。

夜見る夢はいつも、与えられる受動態。昼間見る夢は、追いかける能動態。昨日は待合室でうとうとして、夢を見てしまった。あぶないなこりゃ。若い私は夢℃揩スなくっちゃ。あなたはどうする?


夢への挑戦■かおる(239) 投稿日:2003年9月22日<月>06時54分/女性
若くて、元気があって、夢を両手に抱えられないほど持っている人がいる。おじさんだけれど、気持はこの若者達に決して負けない。やっぱり夢を両手に持っている。そんな人達の集う小さな講習会で、プレゼン≠やった。といってももちろん練習。あなたは知っているよね。プレゼンテーション≠ヘステーションのお兄さんかという程度の知識しか持っていない私。もちろん見たこともない。指名されたら受けて立つのが礼儀とこのへんがおばさんらしい所。

元来私は、目立ちたがりではない。本当〜よ。この数年の私は、人の前でさらし者になるなんて考えただけで身の毛もよだつ。「ええーい、どうでもなれ」と席を立った。昔、小学校で児童会長に立候補した時のことを思い出す。10分以内でまとめるなんて事はやったことがない。資料は一杯用意しているが、目を通す余裕がない。とりあえず早く終わりたい。5分で終わった。内容よりも、こんなことできるようになった自分、そして挑戦できた自分に、有頂天になった。

後で聞いたら、結構堂々としていたというではないか。「ウッソー」ドキドキなのに。こういう時にデブは得する。何とか3キロ減量したが、私はまだデブ。でも心のダイエットができ、柔軟性が少し戻ってきたような気がする。


お疲れ様でした。ばんばん(240) 投稿日:2003年9月22日<月>11時33分
横はじめて、今月、セミナーでいろいろお世話になりました、
(ビデオの)ばんばんです。
すごく素敵なHPですね。情報満載でとても楽しいです。
これからも、いろいろな情報を楽しみにしております。HP制作についても
ご指導ください。
わたしのHPはまだ、広く公開はしておらず、未完成ですが
お時間があれば見てください。

またお邪魔します。しつれいしました。

http://www.cable-net.ne.jp/user/jeck/

すいませ〜んばんばん(241) 投稿日:2003年9月22日<月>20時07分
急いで書き込んだので
↓の文章めちゃくちゃです。

「はじめて」、ではなく、「(掲示板参加)はじめまして」
でした。他もへんな文章になり、申し訳ありません!

Re:お疲れ様でした。■かおる(242) ばんばんさんへ 投稿日:2003年9月22日<月>21時52分/女性
確かに、疲れましたね〜。私なんか慣れないことやったもんだからもうへとへと。

>セミナーでいろいろお世話になりました、
私こそお世話になりました。

>(ビデオの)ばんばんです。
楽しそうなお仕事、きっとどんどん膨らみますよ。

>すごく素敵なHPですね。情報満載でとても楽しいです。
ありがとうございます。楽しい≠アとってとても大切だと思っています。

>お時間があれば見てください。
拝見しました。すばらしいセンス。さすが、ゲージツ系!

誤字脱字、文法ミス、気にしないでまた来てください。私もしょっちゅうでまったく気にしていません。管理人が威張ることじゃないか。
これからもよろしくね。

3周年ありがとう■かおる(243) 投稿日:2003年9月23日<火>07時18分/女性
このHPを作っているとき、紀伊國屋に厚さ8pほどのイエローページみたいな本があった。小さな文字のURLがぎっしりつまった、日本にあるホームページ・・・・・・・.jp全部が載っている、URL帳だった。約2万件だったが、昨年末には7,483万件。1日10ページずつ見て、全部見るのに、どれくらいかかると思う? 全部見るぞと意気込んでいる人には悪いけれど、2万年だって。火星が近づくよりは早いが、その膨大なページの中からこの“Zimmer”があなたの目に触れるのは、奇跡に近い。いつも見てくださってありがとう。からありがとう。どれだけありがとうを言えば、この気持ち伝わるかしら。ありがとう。

お陰様で、この“Zimmer”は無事、丸3年を経過させていただきました。本当にありがとうございます。あなたの暖かいご支援、にいつも感じています。感謝してます。今日9月23日から4年目のクリックしてなぎさ公園ウォーキングコースへです。これからも頑張ります。よろしくね。


ちょっと怖い話■かおる(244) 投稿日:2003年9月24日<水>06時38分/女性
横になって30分、頭の上で、チャイムのような音がする。寝入り端で、何が起こっているのか良くわからない。反射的に受話器をとるが鳴り止まない。頭は真っ白だが足はリビングの電話に向かっている。内線呼び出しのライトがついて、この音だとまではわかった。止め方も忘れてしまった。寝室までの距離2m、内線を使用して誰を呼び出すのだ! 使ったことなどない。これは奇怪!?私以外は部屋に誰もいない!!! 

なぜ鳴っている? ドアをひょいと開けて、そっとボタンを押して、私をびっくりさせてやろう・・・考えられない。・・・あっ!ドアのロックが開≠ノなったまま。この考えが否定できなくなってきた。でもよかったぁ、朝までそのまま眠るところだった。そのうち止まって一件落着。まもなく深い眠りに落ちていった。
朝、もう一度考えたがわからない。なぜ???? 誰かこの不思議説明して。ネ、ちょっと怖かったでしょう。ぜんぜん?ばかばかしいだけ?スミマセン。 


仕事を遊ぶ■かおる(245) 投稿日:2003年9月25日<木>00時25分/女性
久しぶりに昔の同僚と会った。お互いこの20年にどんなことがあったか、手短に話した。会社のM&Aの波をかぶり、苦しい人生を乗り越えてきた強さが、元々彼の持っているやさしさの裏にうまく裏打ちされて、上質の西陣織のようななんともいえない、しなやかな豊かさを感じた。子供も大きくなり、もう今は、お金のために我慢する必要はなくなったようだった。この歳になって、お金と時間を引き換えるのは、もうあまりにもむなしいと思う。「仕事を遊ぶ」これが私の理想だ。

 


Re:ちょっと怖い話”pure(246) 投稿日:2003年9月25日<木>15時57分/大阪府/男性
>誰かこの不思議説明して
 はい、それは電話機の故障です。^^

 早速ヨドバシへ行かれんことを。点数が溜まっていれば電話機ぐらいは只になりますよ。

Re:Re:ちょっと怖い話■かおる(247) pureさんへ 投稿日:2003年9月26日<金>06時26分/女性
>>誰かこの不思議説明して
> はい、それは電話機の故障です。^^
> 早速ヨドバシへ行かれんことを。点数が溜まっていれば電話機ぐらいは只になりますよ。

モーッ! ゛0″
これが世の常になって、エンジニア≠ェリストラになった。そして現れたのが、チェンジニア=B
ブルータスお前もか!

レレレ:ちょっと怖い話pure(248) 投稿日:2003年9月26日<金>08時57分/大阪府/男性
>ブルータスお前もか!
あまり真剣に考えないほうがいいとおもうけどな。そうじゃなければもっと真剣に対処する方が・・・。
 “CHNGE”これも一つの対策と思います、はい。

 まずは部屋の大掃除から、というのは如何かな?^^

これは怖いョ■かおる(249) 投稿日:2003年9月27日<土>07時38分/女性
じょ、冗談ですよ、pureさん。ごめんなさい心配かけて。実はヨドバシから帰ったときにこの書き込み見たので、残念でねえ。それに、「ブルータスお前もか!」は、私の常備薬なので、つい顕在化してしまったのでしょう。それより何で知っているの! 部屋の大掃除必要な事。それの方が私は怖い。

ついでに、もうひとつ怖い話を・・・。
[塩酸フェニルプロパノールアミン]が、副作用で脳出血を起こすという。これ風邪薬に入っているのよ。鼻水、鼻づまりの鼻炎の症状を緩和する。次のような薬の名前知らない人は少ないと思う。鼻炎用のストナ、ベンザ、コンタック、ジキニン。総合感冒剤としてはダンリッチなど。これらをはじめ、入っている薬は約170種類にのぼる。副作用は不正使用によるもので、正しく使っていれば、怖くはない。しかし、厚生省は業界に代替品に変えるか、製造自粛を要請した。米国では、女性が食欲抑制剤として使用した場合、有意に関連性が認められて、すでにH12年11月に自主的な販売中止に踏み切っている。

これらがもうすぐ、コンビニで買える時代が来る。


憂い■かおる(250) 投稿日:2003年9月28日<日>05時58分/女性
いつも「元気で明るいかおるさん」が、言われたよ。「憂いがある」と。初めてよ。ヤッター! うれしい〜。ここで竹久夢二の絵を想像してもらうと、ちょっと無理があるかもしれないけれどね。こんな大事件、誰かに言わなきゃおさまらない。憧れだったんだ。トランポリンの上でピョンピョン跳ねたい気分よ。
「その人、眼医者さんに行ったほうが良いんじゃないの」って? やっぱり思うあなたも? 私も。

It is a state of mind.■かおる(251) 投稿日:2003年9月29日<月>06時27分/女性
青春の真っ只中にいるときには、大して気にもしないが、30の声を聞く頃、人はにわかに青春というものに郷愁を感じ始めるのか、私に「その人その人に、その歳その歳に、青春がある」ことを教えてくれた人がいた。きっとその人は自分の言葉が私の胸の奥に今も沈んでいることを知らないだろうが。そして今、その原典だったかもしれない、サムエル・ウルマンSamuel Ullmanの青春≠ニいう詩を別の人に教えてもらった。
周りを見回すと、いやに目ざわりな30才のオジンがいるかと思うと青春≠驀進中の老人達がいたり・・・。そしてなんかチュートハンパな私。

いくつかの訳がある。時代がかった文語調が美しくて、ありがたいような気もするし、現代風に訳されている方が身近だが、かえってわかりにくい気もする。ひとつの言葉から連想される感情はみんな違うのだから、いくつ訳があってもいい。あなたも挑戦してみる? 
こちらのHPには、英語と対訳
が、原語ばかりで味わいたい人はこちら、ドイツ人のHPで英語版(ページ真ん中あたり)がある。


虫の匂い■かおる(252) 投稿日:2003年9月30日<火>06時05分/女性
琵琶湖岸沿いの道と建物の間にある緑地帯には、噴水と小さな茂みと、ベンチが何箇所かにあり、それらを縫うように、曲がった道がつけられている。たまにそこを通ると、ついこの間まで、昆虫のような匂いがした。セミかなと思ったが、よーく思い出すとカブトムシかクワガタの匂いだ。あの硬い皮がつややかに光る、子供達に人気の虫だ。木の茂みと言うにはお粗末なこんな小さな場所にも、自分の居場所を見つけて、生きる生き物がいる。動いている虫たちをこの目で確かめたかったが、間もなく匂わなくなった。

この世に生を受けてするべきことを終えた虫たちは、短い命を終えたのかもしれない。早朝の湖岸は、あんなに分厚い殻をかぶっていても虫たちの骨身(骨はないね)にこたえるほど寒くなった。私は、使っても使ってもなかなか目減りのしない分厚い特性の肉襦袢を着ているのでヘッチャラ。でも季節は容赦なく巡る。


03/09/01▲03/09/30       『談話室』総集編トップへ