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■ 日吉大社 hiyoshitaisya  ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

山王鳥居坂本は坂の町どの駅で降りても、日吉大社までは休みのない登り坂が続く。広い日吉参道の石の大鳥居を過ぎて、穴太衆積みの石垣とそれに守られた里坊を道の両側に見ながら、登っていくと突き当たり右に赤い大きな鳥居が見えてくる。山全域に広がる、全国3,800余りの山王さん、日吉(日枝)神社の総本宮、日吉大社である。鳥居をくぐれば、もう目の前に重要文化財の日吉三橋の一つ「大宮橋」が見える。

秋に行われるライトアップで境内の約2.500本の紅葉は一層輝く。

 

 

西本宮
大宮橋に続く砂利道を登り、日吉特有の「山王(惣合)鳥居」(上の画像)を過ぎると、右手の檻に猿が数匹。「神猿(まさる)」である。程なく右に西本宮の大きな門が見える。668年大津京遷都の際、奈良「大神神社(おおみわじんじゃ)」より迎えられた国歌鎮護の大己貴(おおなむち)神が祭神。社殿は、日吉(ひえ)造≠ニいう特別の形式で造られており、東本宮社殿とともに、国宝である。
秋の紅葉の一番美しい頃、お献茶が行われる。拝殿で表千家家元によって点てられた、お茶を神職が神様にお供えする。あちこちに、茶席が設けられ、たくさんの和服美人に会える。実はその昔、私もその一人として、お手伝いをした事がある。

東本宮
西本宮
裏手より、鬱蒼と茂る木々の間、いくつかの神社を縫うように、下りの山道が「東本宮」へと続いている。『古事記・上巻』によれば、・・・・・・・・・・
東本宮の「大山咋神(おおやまくいのかみ)は近淡海国(ちかつおうみのくに)」の日枝山(ひえのやま)に坐(ましま)す」とのこと。日吉大社はもともと、比叡山の地主神なのである。

くいとは山の樹木やその麓の田畑の五穀をグイグイと伸ばし育てる意味。兄弟神には、竈神、庭の神、玄関の神、土の神があり、その両親が大年の神(稲の神)、水の神、と五穀豊穣から家庭日常生活、なんでもOKの嬉しい神様

 

西本宮から東本宮に至る道筋にある、以下の5社はそれぞれ神輿をもち、桜満開の春行われる、勇壮な『山王祭』(4/12〜15)に参加する

宇佐宮 〔田心姫神 たごりひめのかみ
牛尾宮 〔大山咋神荒霊 おおやまくいのかみのあらみたま
白山宮 〔菊理姫神 くくりひめのかみ
樹下宮 〔鴨玉依姫神 かもたまよりひめのかみ
三宮宮 〔菊理姫神荒霊 かもたまよりひめのかみのあらみたま

JR湖西線比叡山坂本駅から徒歩15分   日吉大社HPはこちら
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