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■ 滋賀院門跡 shigainmonzeki
堂々たる門が、階段の上から威圧的に迫るが、これは坂の町、坂本ゆえの演出あるいは、効果である。江戸時代、天台座主となった皇族が代々住んだ、格式のある寺にふさわしいたたずまいである。
元和元年(1615)天海大僧正が、京都御所の高閣を賜り移築された建物は、明治13年の火災ですべてが焼失。後に再建された。しかし、多くの襖や宝物は難を逃れて、当時の雰囲気をしのばせる。
例えば、障壁画は狩野光信や渡辺了慶。桃山時代の衝立。兜は頭巾型の天海代僧正の鎧、具足。信長の焼き討ち前の比叡山・坂本を描いた日本で唯一の屏風。それに加えて、再建された明治時代の襖絵、掛け軸、等、当時の一流の作家の手になるものが、大きな空間を引き締めている。
庭園は小堀遠州の作になる、池泉鑑賞式の江戸初期のもので、国の名勝に指定されて見事である。春には枝垂桜、秋は紅葉が、冬には雪が、それぞれ、緑濃い庭園に彩りを添える。
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■ 慈眼堂 (歴代天台座主の墓所)
JR湖西線比叡山坂本駅から徒歩15分
駐車場は、坂本ケーブルの上り口付近の道路沿いにある。特別の事がないかぎり、早く行けばおける。
特典あり 休 行事開催時 ¥ 450円 開 9:00〜16:30 077-578-0130