『談話室』 総集編 6月分 (▼01/06/01〜 01/06/30)
■ 水無月■かおる(249) 投稿日:2001年6月30日<土>00時43分/女性
6月30日は一年が半分終わった日です。夏越しの禊ぎ払いがあちこちで行われます。『茅(ち)の輪くぐり』と書いた看板をあちこちの神社で見ました。
暑さを乗り切るために、この日『水無月』という名の和菓子を食べます。三角形の白いウイロのような生地の表面に、小豆がたくさんついたもので、これは氷に石ころがついているのを表しているそうです。
その昔京都の郊外に冬に降った雪を保存するストッカーがあって『氷室』(ひむろ)と呼ばれていました。夏になってそこから切り出した氷を食べて、しばしの涼をとったのでしょう。今は各家庭に『氷室』があるので、そう有り難くもないのですが、そんな貴重品を簡単に入手出来ない庶民が考え出したお菓子なんでしょうか。
季節感を感じる事が少ない昨今ですが、『冷麺』の旗をみると夏を感じますねぇ。
■ 今日はパソ子ご機嫌なんですが・・・■かおる(248) 投稿日:2001年6月29日<金>20時50分/女性
もうパソコン屋さんに行こうと、スイッチをいれたら、奇跡的に復帰。ラッキー!
実は新規購入の「ベンキョー」のソフトを入れたら調子が狂ってきたのだ。いらない物整理すればよかったのに、ちょっとたくさんため込みすぎたみたい。身の回りの物も同じ。「今度あの時に使える。」物、残したって、「今度」が来ないかも知れないし、「使える」とは限らない。
充分な整理が出来ていないのに、勉強などと厚かましかったみたい。
お掃除、お掃除。
○------------お詫び------------○
パソ子がこのままだだをこねたら、しばらく入院させなければなりません。"Zimmer"の更新ままなりません。ごめんなさい。
談話室だけは使用可能です。いつでもどうぞ。
pontaさん、もし元気出たら、また書きに来てね。
暑い折から、皆様もお体大切にね。
■ 暑い!■かおる(247) 投稿日:2001年6月26日<火>12時50分/女性
昨日今日。暑い! 街で33℃の表示を見た。そのせいかかどうか解らないが、パソ子のご機嫌が昨日からすごく悪い。なかなか '立ち上がらない'。ちょっと心配。
■ 焦げだらけのりんご■かおる(246) 投稿日:2001年6月25日<月>08時17分/女性
「'立ち上げる'は可笑しい。'立ち上がらせる'ではないか。'企画する'とか他の言い方はいくらでもある。私はたぶん一生使わないだろう。」とラジオである独文学者が言っていた。確かに言われてみれば可笑しい。今までそう気にもせずに、'PCを立ち上げる'と使っていた。新しい文明の利器に新しい言葉が似つかわしいような感覚が無かったとは言えない。
語尾上げ言葉や、ドラマ、ギター、ドラム、美人等のアクセントのない言葉に話がおよび「アクセントがないと味気ない。」、「おばさんが使って、若いつもりでいる。違うんだよね。」とも。
「ドキッ。」ここまで席巻される前、私も使ったことがある。語尾をちょいと上げれば、後を省略して意味を曖昧にできる。でも、軽薄で無責任な感じがしてすぐ嫌になった。
ここまで書いた時、嫌な匂いがしてきた。りんごだ!
美しい日本語のバリエーションをたくさん知っていたいとは思う。でもあまりごちゃごちゃ言わず、もうちょっとみずみずしく生きていきたいね。煮詰まり過ぎると、お鍋の後始末が大変!! あーあ。
■ 激しい雨の朝のこと■かおる(245) 投稿日:2001年6月24日<日>13時00分/女性
今朝、激しく雨の降る7:30頃、日吉大社の参道を通っていた。
左手前方に小さく人影が見えた。ずぶ濡れの白い着物に船型のすげ笠姿は、どうやら『千日回峰』の行の途中のお坊さんらしい。
その向こうに、ずぶ濡れで傘もささずに手を合わせて座っている人達がいるようだ。すげ笠の人が、子供を含む4人に近づいて、数珠を持った手で、それぞれの頭上に何かおまじないをしている時、横を通り抜けた。
突然体内に、稲妻のような戦慄が走り、止まって、私も一緒に拝みたい衝動に駆られた。だがもう私の心は既に無になっており、涙がこぼれはじめた。私と私の車を除けば、昔と変わらぬ景色の中、それが今の出来事でないと言われても納得しただろう。降りしきる雨の中、バックミラー越しにその光景は、徐々に小さくかすんでいった。
■ 『時の記念日』は済んだけれど■かおる(244) <投稿日:2001年6月23日<土>06時11分/女性
「近江神宮」は鬱蒼とした木立に囲まれた、大変静かなところです。クーラーの排出するムーッとした空気を避けて、ここで本を読もうとやって来たら、雨をふんだんに吸い込んだ木々の緑が滴るようで、あんまり気持ちよくて眠ってしまいました。6月10日は『時の記念日』ですが、なんと近江朝廷で初めて漏刻(水時計)が設置された日にちなんで制定されたそうです。きょうはもう23日。"時は矢のように飛ぶ"ということわざは各国にありますが、"時、既に遅し"でしょうかね。でも"何を始めるのにも遅すぎるという時はない。" にしがみついて生きている昨今。あなたは最近何か始めましたか?
■ ありのままに・・・■かおる(243)
投稿日:2001年6月22日<金>00時14分/女性
日々の雑事に追われて、それが幸せと誤解してもしなくても、日本人はみんな忙しい。なのに?だから?心理学の本がずらり並んで人目を引いている。『日本人というウツ』とか『うつは自分で直せる』とか。その中で『ありのまま・・・』がキイワードになった本が束になって並んでいた。『もっと楽に・・・』とか『しあわせに・・・・』とかも相変わらず多い。本屋を出て、みんながありのままでいて、楽しもうとするから、迷惑して幸せになれない人がいるんじゃないの? 等と考えながら水辺を歩いていたら、ふと思った。「私はなんて不幸なんだろう。」と悲嘆にくれられる人は幸せではないか! 悲嘆にくれている暇がないほど不幸な人もあるいは幸せではないか!
こんがらがってワケが分からなくなって遠くを見たら、ミシガンが電飾できらびやかに着飾って、暗闇の琵琶湖に浮かんでいた。
■ 季節の移ろい■かおる (242) 投稿日:2001年6月21日<木>09時02分/女性
「季節が移り変わるのが感じられますか?」と尋ねられて、感じようとしていた自分に気づいた。わざわざ寒風の吹きすさぶ琵琶湖岸に名残の春の雪を見に行ったり、お花見に遠くまで出かけたり、春風に乗って運ばれてくる藻の匂いを嗅ぎに水ぬるむ水辺まで行ったり、若葉の匂いが漂っている木々の近くを歩いたり、紫陽花の花をたくさん部屋に飾ったり・・・。
目では見えていても心に感じられない。でもそれを許したら、保身出来ない。
■ 雨の日を長靴で楽しく■かおる (241) 投稿日:2001年6月20日<水>06時25分/女性
幼稚園の頃、友達と二人歩いて帰る雨の日の帰り道、水かさの増した小さな溝に、長靴で入り、その流れをせき止めるとき足に感じる抵抗感が好きだった。雨が止んでいれば、その道草はなお楽しかった。小学校に行ってもまだ楽しんでいた。大学に行ってもやっぱり長靴が好きで、黄色で膝までのブーツ型のを履いていた。それに合わせて黄色のレインコートも作ってもらった。でもこんな完全武装が似合う雨の日が一年にそう何度もあるわけではない。すっかり雨の上がった京都の町をそのまま歩くのは何とも不格好だったが、その道草はやはり楽しかった。
最近はゴム長を必要とする日は殆どない。車で走っていれば、昨夜のような車軸を流すような激しい雨も速度を落とせばしのげる。人生の雨は気まぐれ、ゴム長を持っていれば、流れに流されることなく、それを楽しめるだろうに、その日の予報もなく予測もつかない。小さな傘を持っていたとしてもびしょ濡れになってしまうと、乾くまで骨が折れる。
昨日は、迂闊にも窓を一つ開けて出ていて、いろんな物が被害に遭って、夜お掃除が大変だった。「天気予報なんて・・・」と言わないことにしよう。
■ こういう人どうしたらいいの
■かおる(241) 投稿日:2001年6月19日<火>22時48分/女性
聞いて、聞いて!! 今日の話。
患者さんが道に落とした処方箋が大雨でぐしょぐしょになった。私は、その上に乗せて貰おうと、空のビニールファイルを差し出した。びしょぬれの処方箋を持った彼女がその上に乗せた。そのまま乾けば、ピンと元通りになると思った。これは私のアイディアなのに、「上にちゃんと乗せてくれてるの?」という上司の言葉に、すかさず彼女は「ちゃんとなると思って。」と自分の"功績"としてすまして答えた。これに類することはしばしば起こる。大声を出した者が勝つことを知っている。長いこと経験しなかった子供じみたこんな行為の数々。でもそれにコロッと騙される人もいる。
一体、こういう人どうしたらいいの!?
■ 先生に言い忘れたのですが・・・■かおる(240)
投稿日:2001年6月18日<月>23時11分/女性
このところ、鼻炎が下火になったので、お薬を渡す時、患者さんの声を聞く時間的余裕ができた。本当かどうかは解らないが、「先生に言い忘れたのですが、・・・」と言い始めて、お薬を飲んでから、湿疹が出たとか、フラフラしたとか、ボーっとしたとか言われる事がある。いわゆる副作用ってヤツで、文献には、0.1%即ち1000人に1人ぐらいと記されていることが多い。実際現場では、滅多にない様に感じる。
私に隙があるのか、聞いてくれそうだと思われるのか、はたまた、こいつは知っていそうだと思われるのか、ただ文句を言いたいのか知らないが、このところそういう機会がめっきり増えた。
ともかく、何か出たら直ちに薬を止めてほしい。そうすれば、たぶん元の症状は表に出てくる。その人の事情でどちらを採るかだが、勇気を持ってドクターに言ってほしい。処方箋を貰うのは薬剤師で、薬を変更する権利がドクターに属している事を知っている人は少ないようだ。私はいつも、より賢く薬を使い、一日も早く治ってほしいと思いながら、調剤し、渡している。
■中元
■かおる(239) 投稿日:2001年6月17日<日>08時57分/女性
陰暦7月15日。上元(1月15日)、下元(10月15日)と共に三元の一つ。半年の無事を祝い、盂蘭盆の行事をし、死者の冥福を祈り、ふだん世話になっている親類知人に贈り物をする。転じて、中元の時期にする贈り物。顧客先や世話になった人に対して行う。関東では普通7月の初めから、14,5日までに贈る。8月の同じ時期にするところもある。 (学研国語大辞典より)
もう、デパートのお中元売場が出来ている。調べてみたらやっぱり。関西が昔、殆どこの「8月の同じ時期にするところ」だったので昼も夜も20℃だった昨日今日ではどうもしっくりこない。お中元には10℃足りない。
「半年無事だった。」事、「ふだん世話になっている親類知人」が心にしみる。
今日は素晴らしくさわやかな朝 !!
■ 相変わらず噴火
■かおる(238) 投稿日:2001年6月16日<土>21時15分/女性
やっと、私の仕事周りに平安が訪れた。平成新参(山)は、跡形もなくなったが、旧火山のマグマの勢いは相変わらずで、噴火は違う場で続いているらしい。最近の噴火による余震のため、空気がビリビリと震えて、ミスが続出する。
頭痛が治っていなかったので心配していたが、この突っ張り合いの陰で、自分のリズムで働けた。頭痛はあるが、元気が回復しつつあると帰りの運転中に気がついた。暇すぎるのも忙しすぎるのも、身体と心によくない。でもどれぐらいがちょうどよいかは、個人差があるからちょっとムツカシイところではあるが。
■ 1600ゲット
■かおる(237) 投稿日:2001年6月15日<金>20時30分/女性
久々にきりの良い数字1600番ゲット。200,300、500、900はとったけど1000は逃した。こんな事でも喜びになる、無風状態が、良いのか悪いのか知らないが、今日は頭痛。昨日も今日も、横になってはトロトロしていた。「寝過ぎだよ。」と言う声が聞こえてくる、聞こえてくる。
■ また胃痛
■かおる(236) 投稿日:2001年6月14日<木>14時26分/女性
胃痛だ!! ちゃんと毎日胃薬飲んでるのに。
シトシト梅雨の雨のせいかと思ったが、昨日一年ぶりのお客様に、何気なく自然に振る舞った不自然さが応えたみたい。行方不明の私の"自然"やーい。終日ダウン。
神経使うお仕事のあなた、飲み過ぎのあなた、今全然しんどくないあなたも胃をいたわってあげてね。
■ いと暑苦し■かおる(235)
投稿日:2001年6月13日<水>23時37分/女性
夏近づきて、高校生の超ミニスカートにゴロゴロのルーズソックス履きたるが、JRでメロンパンとフルーツカルピス飲みたるいとうるさし。茶髪、ピアス、左の薬指に指輪し、メール打ちながら歩くルーズソックスの横に並びて顔見れば、もの凄いアイラインと厚化粧、いと暑苦し。鼻炎にかかりて抗ヒスタミン剤飲みたる男子高校生に眠きかと問えば、「眠たしでも勉強せねば」と答ふ、いと清々し。
時の流れに乗り遅れ、ただ呆然と彼等見る我、いとおぞまし。
■ ××mycin■かおる(234)
投稿日:2001年6月12日<火>22時54分/女性
"○○マイシン" という語尾のついた薬(『抗生物質』)がたくさんあるのをご存知の方は多いと思います。なぜかをご存知の方は案外おられないのでは?そんなことどうでも良い? でもお答えいたします。
これには"わけ"があります。掟があったのです。『抗生物質』とは、カビが産生する細菌の殺し屋。結核の特効薬としてその名も高い、ストレプトマイシンが"○○マイシン" のいわば元祖。この薬を産生するカビの属している"組"の名がStreptomyces属でその"組"の出身であることを示すのが-mycinだったそうです。でも今は盛んに化学合成によって類似の薬が作られており、半合成のパニマイシン等にも、容易に抗生物質を連想させる命名がされていると、これ実は患者さんの質問からの私の疑問に対する答えです。明治製菓の青木さんご親切にありがとう。
■ 晴れのち雨のち晴れ
■かおる(233) 投稿日:2001年6月11日<月>00時22分/女性
洗濯物をとり入れたとたんに、ゴロゴロっと雷が鳴り、にわかにあたりが暗くなり大粒の雨が降り出した。「ラッキー!」
私は"お天気女"だから、晴れだとご機嫌。雨というだけで、気分が塞ぐ。でも今日のように睡眠が足りて元気なときは、豪快な雨に挑発される。
私は"お天気女"だから、出かけるときは必ず晴れる。だから雨傘の使用頻度は極端に低い。けれど傘が好き。昔ミュンヘンで買いたい傘があったが、かさばるので諦めた。誰かが入れるように大きめだった。
残念! 今日も涙雨。でも夕立みたいにすぐ上がった。明日は晴れるかな?
■ ミスを認めないミセス■かおる(232)
投稿日:2001年6月10日<日>00時44分/女性
余り世の中が見えすぎるのもどんなもんかと、今までぼんやりした人生を楽しんできたが、最近、ストレスで一段と視力が落ちて、ちょっとピンチ。運転用の眼鏡を作った。
昨日は薬棚がよく見えて、頭がスッキリしていたので、他人のミスがことのほかたくさん目に付いた。ミスを発見するのが薬剤師の最重要な仕事の一つとは因果な商売だとつくずく思う。「良いじゃない。それくらい」と言う人生が好きなのに。自分を切磋琢磨してミス発見に頑張らねばならい。
「薬剤師以外の人が薬局の仕事でミスをしてもそれは当たり前。」と思わないと私も切れてしまう。今の人の自分の仕事の範囲をわきまえない無責任さにあきれて物が言えない。ミスをしても他人のせいにして謝らず逃げるミセスに言葉のかけようもない。(実はもう切れている。)
私も見習おーっと。格好だけじゃ若作りは完璧でないからね。
■ 何もかも嫌になった?■かおる(231)
投稿日:2001年6月9日<土>09時27分/女性
「何もかも嫌になった。」と自らの死を覚悟して、不埒な行動を起こす人がいるが、標的がちょっと違ったら、「よーやった。」と賞賛を贈られるかも知れないのに。世の中にそんなヤツいっぱいいるでしょう!! 私にだっているよ。殺したいくらい憎いヤツ。いない方が世の中の為って思えるヤツ。
あなたはいない?! 出来てるね。
■ 一輪の希望
■かおる(230) 投稿日:2001年6月8日<金>14時16分/女性
今朝セントポーリアが一輪ピンクの小さな花を付けているのを発見。近づいてみると蕾もいくつも頭をもたげている。昨春から全く花を付けず、葉っぱばかりが繁っていた。秋に株分けしながら、人間も大きくなれば、今までの居場所では窮屈になるのかなと思った。観葉植物も、数年前突然どんどん伸び始め、私の心がそこに現れたような気がしたことがある。植物は光合成で、酸素を供給してくれるだけでなく、花まで咲かせて希望を失うなと無言で語りかけてくれる。無色の毎日にひとときの安らぎ。
■
解らない ■かおる(229)
投稿日:2001年6月7日<木>20時18分/女性
今日JRの中で、前に座っている女性の膝の上にいた孫娘が後ろを向いた瞬間、靴の底が私の膝に触れた。「これっ」と孫娘をしかったが、私には無言。知らん顔。
昨日医院で、同じ様な3歳くらいの男の子が騒いでいた。お母さんはもう一人1歳くらいの女の子を抱いていた。帰るとき、男の子に「お騒がせしましたと言いなさい。」と言った。母親として、その場の大人への詫びの言葉は無かった。
自分と子供とは別の人格で関係ないと思っているのか、最近、大人も解らない。
■ある朝、ある女性の一本の髪の毛
■かおる(228) 投稿日:2001年6月6日<水>20時28分/女性
朝のラッシュアワーのJRの列車内。立っている一人の若い女が、一本の髪の毛を自分の白のTシャツの胸に見つけた。茶髪、ピアス。緑がかったうす茶色のマニュキュアの白い細い、人差し指と親指がそれをつまみ上げる。その髪の行方を執拗に追い続ける筆者の目。その指は元置いていた、座席の背もたれの上に再び戻る。まだその指はつまみ上げた形のまま。しばらく見つめ続ける。髪の毛は見えないが形は変わらない。心なしか指の緊張が弛んだようだが、まだ形そのまま。指の下にあるのは、70がらみの女性の肩。アッ指が離れた。髪の毛はどこへ行ったのだろう。
細身のその若い女性は、相変わらず外の景色に目をやり、揺れる列車で立っている。
■ 『だっこちゃん』の子孫■かおる(227)
投稿日:2001年6月5日<火>20時38分/女性
『だっこちゃん』が十数年ぶりにリニューアルして6月から売り出された。黄色、オレンジ、ピンク、赤、ライトブルー、ブルー、黒の七色。頭がとんがってキューピーみたいなふにゃふにゃのが山と積まれていた。一匹?一人?一つ?一体?780円。お風呂に赤ちゃんと一緒に浮いていそう。これがあの名声をほしいままにした、元祖『だっこちゃん』の末裔でなければ、100円ショップでもお目にかかれそう。私のおぼろげな記憶の中で元祖『だっこちゃん』は、心斎橋の人混みの中、女の子の腕につかまって、まばゆいばかりの光りをウインクしながら四方にばらまいていた。無数の羨望のまなざしが、注がれていた。ささやきも聞こえた。ほしくても売っていなかった。あの威厳は、子供だからわかったのか、時代が違うからか。今の子供があれ程「ほしいーっ」と思う物あるんだろうか。
■ 今夜8時の外気温は25℃
■かおる(226) 投稿日:2001年6月4日<月>22時31分/女性
庭の梅の木にたくさん黄緑の実がなっている。ゆがいて柔らかくなった梅の実にたっぷりお砂糖をかけ、頭に突き抜けるような酸っぱさを味わうのが好きだ。
5月のさわやかさを一年中で一番好きなのは、ドイツの夏とそっくりだから。今夜の外気はムーッとしていた。もう梅雨が近くまで来ているらしい。でも夏も好き。
■ 命がけの結婚■かおる(225)
投稿日:2001年6月3日<日>09時04分/女性
「ボクはこの結婚に命を懸けています。」と彼女に言ったかどうか知らないが、そんな悲劇(ニュースを通じて我々の知れる範囲内で)を演じた人がいる。若さは問題を乗り越える力も、時間も充分に備えているはず。それを乗り越えてこそ、熱情はまやかしでない成熟した愛となり得る。結婚の喜びは生命力を燃やし、結婚の悲しみは命を縮める。形骸となってもなお、結婚している人々の中には、羨ましいと言う代わりに若さ故の短絡的激情だと非難する向きもあるかも知れない。
■ 連鎖
■かおる(224) 投稿日:2001年6月2日<土>06時47分/女性
先日、英文のメールが友人から送られてきました。1997年の『京都議定書』に関連して、ブッシュ大統領に抗議文を送ろうとするもので、環境問題を考えてくれそうな友人達に私も転送しました。その中の一人のメールにこんな文章が
・・・・・早速サインして発信しておきました。ドイツの同僚
Herr Hahn
から直ぐに返事が届きました。出張先のフランスのインターネットカフェーでメールを見たとの事でした。彼は既にブッシュ大統領へ抗議の電子メールを送信していたとの事・・・・・
一人一人が、自分の環境に目を向け、何か(例えばゴミを減らすとか)をすることが、"変化"を呼ぶ第一歩なんだ、それが食物連鎖(Food
Chain)の様にやがては自分に帰ってくるんだと思いました。
■ 今日は『衣替え』■かおる(223)
投稿日:2001年6月1日<金>11時00分/女性
今日は『衣替え』。長い、重い、古い衣服は脱ぎ捨てよう。ガードすればするほど、心は固くなる。循環が悪くなる。衣服が薄くなれば、ちょっと寒いけど、動きは、良くなる。そのうち"面の皮が厚くなる。" 体調が良いと軽く、柔軟になれる。心が落ち着くと、体調が良くなる。ついでに断熱効果抜群の"肉襦袢"ももう少し軽いのに着替えたい。
6/17 、21世紀最初の父の日に"ありがとうの心をこめて贈る"物は、椅子の背中部分がゴニョゴニョ動く「マッサージャー」でした。特価で138,000円、結構なお値段、でもこれで「安らぎとリラックスと明日の活力」出たら安いもんだ! と思うべき?
01/06/01〜01/06/30 ▲
2000年 /
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