![]() |
![]() |
||
『談話室』 総集編 9月分 (▼01/09/01〜 01/09/30) | |||
![]() |
![]() |
||
先日のアメリカの追悼集会での、ニューヨーク市長の映像の下に「ニューヨークは元のようにはならない。」と文字が出た。と同時に私の耳に英語が聞こえてきた。"You are right."そして次に"It will be better. " 画面の下には「もっとよくなるのだから」の文字が。
全観衆が立ち上がっていた(きっと心も)。まだそれを気休めとしか受け取れない深い絶望の淵にいる人も多かろう。最愛の人を無くした人々のために・・・・・・と牧師が祈っていた。何より祈りが欲しいと3万人がやってきたのだ。オムスビの方が必要だと日本人は思うだろうが、祈りは人を立ち上がらせるのにより大きな力を発揮するような気がする。今も耳の底に何度も何度も響いてくる。It will be better.
インターネットで検索してたら、見覚えのある笑顔に行き当たった。昔々のボーイフレンド。いやーねインターネットって。そういえば今日は彼の誕生日。届かないと思えば言える。「お誕生日おめでとう」
"evidence" 辞書では、ラテン語の「見てはっきりしているもの」の意から、(立証するための)証拠(物件)
となっているが、医薬の世界では、治験例など、はっきりとデータの出た治療法や、薬理作用や副作用のこと等をひっくるめて言うのに用い、最近よく耳にする。勘に頼らないevidenceに基づく治療が今一番新しい、信頼できるやり方。「はやり」だということである。これが有効になってきた背景には、なんとインターネットの普及があり、外国のデータも資料として提出可能なのだ。医学の世界もグローバルスタンダード時代。今まで、個人的見解が幅を利かせすぎた反動かもしれないし、それほど今の医学が多岐にわたっている証拠かもしれない。確かに一人の人間の処理できるデーターは知れており、evidenceによって最新医学の恩恵が均等配分されることは慶賀に値する。でも枠からはみ出すのが人間というもの。自動車がこないのに、赤信号でじっと青になるのを待ている歩行者って、たまにいるでしょう。私もそうなのだが。そんな気がする、evidenceに頼りすぎるのは。
■重は易し ■かおる(317) 投稿日:2001年9月27日<木>08時24分/女性
ちょっと油断したら、2キロ太ってしまった。運動不足と思い、ちょっと過激に自転車で走ったら、体循環が良くなって、胃痛がうまく治まって、ご飯も美味しくて、秋のせいもあって、「ここんとこ運動しているから大丈夫」と・・・。食べ過ぎかなとは思ったのだが、やっぱり。大丈夫じゃなかったぁぁあ。「重は易し、それを損なうは難し」
朝晩は、琵琶湖からの冷たい風が吹き込むようになったが、昼間は汗ばむこともしばしばある。郵便物の中に、ニュールンベルグのクリスマス市とミュンヘンとウィーンが含まれたツアーのチラシが入っていた。「行きたいな。」と思いながら、デパートを歩いていると、もう来年のカレンダー売り場が出来ている。毎年こんなに早かったっけ。このところ、時間が早く過ぎていく。きっと毎日が平穏だからだろう。それが幸せなのだろう。
ドイツのお土産だと言って、友人がおいしそうな果物のどっさりのったケーキの絵がついた小さな箱を持ってきてくれた。バターかマーガリンと卵があればすぐできる・・・・・。等と書かれている。私はよっぽど食いしん坊だと思われているらしい。否定できないのが残念だが。
彼女は、ドイツでこれに似たとびきりでかいケーキを食べたそうだ。ドイツのケーキは大きさだけでなく、味も大味。わかっていても私達は「おいしい。」とドイツに対して常に敬意を払うことを忘れない。ドイツでは心が安らいだそうだ。日本が近づくと胃が痛くなった。これはルフトハンザの機内食のせいだと言っていたが、私はそうは思わない。
やっと、得得チケットつきガイドブック『大津』が出た。詳細を変更したので、「Oh! Oh! 大津」でご覧ください。ガイドブックはJRの駅などで手に入る。"お得"は好いこと。 ついでながら、昨日ガラガラ抽選で3等500円の金券を手に入れた。私は取り越し苦労をするタイプ。小学生の頃、心斎橋の人ごみの中、抽選のレバーを回しながら、前上方に燦然と輝く商品の自転車に目は釘づけ。あんなものが当たったら…、どうしてもって帰ろうと要らぬ心配をよそに、コロンと白い玉が転がり出て、最下のチョコバー。もうそんなことにじたばたしない訓練が良く出来ているので、何が当たるのかも知らずに回した。平静をよそおう私の中で、鐘が鳴った。どこかから、何からか、脱しかけているような薄明かりがさした。
ホームに奇妙な列車が入ってきた。なんだこりゃ。大きな開口部は、すべてはめ殺しの窓。その向こうに障子が!?!?! その隙間から見えるのは、進行方向に並んだ大机。両側に座ってくつろぐたくさんの男女。朝の10時に? 宴会? ビールの缶も見える。しかし全員が盛り上がっている風でもない。端の方にはTVが。「言った言葉の裏で泣く」と言う文字が見えた。あー。カラオケだ。ホームの列車案内には「団体列車」とあった。スゴイものがある。皆さん知ってました。私だけ?知らなかったの。
「一日一回300個限り、もう間もなく終了です。」の呼び込みの魔法にかかって買ってしまった。限定販売の牛タン入りミンチカツ、1個150円。場所は大阪南のデパート、おいしければ行列してでも買うのが、大阪人。とすると実は…と気がついたのは、買った後。でも美味しかった。大阪の水準は高い。柿安という全国チェーン店だが、その店だけというバリエーションを作っているという。そんな事を聞けば、ミンチカツ好きの私、こんどは違う店のを買ってみたくなるではないか。食欲の秋が始まってしまった。
「ドンマイ」("Don't mind me. ")気にしないで、とテニスのゲーム中に良く使った。人はスケールアウトするような事態が心に起こったとき、心を「ドンマ」(鈍磨)させるという。秤の目盛りを切り換え、故障を避ける機構だそうだ。私のセンサーが特別よく出来ているのか、「ドンマイ」と自分に言わねばならぬことが多すぎる。あまりチェンジを頻繁に行うと、自分の基準も定かでなくなる。挙句、自他ともに「不可解な人」となる。私探しの旅は続く。
他の部屋のしわ寄せが、ひとつの部屋に集中。一年以上放置したらから、もうすぐくもの巣が張りそう。で、掃除をはじめた。終日頑張れた。くたびれた。1日で済むわけがない。今日も頑張ろう。
「5年前の8月から突然なったんです。総合病院へ健康診断に行って帰ってきたら、風邪引いたみたいで、いつまでも鼻水が止まらなくって…、耳鼻科に行ったら鼻炎だって。」「あんなもんうつるわけないのにね。それから風邪引くと必ず鼻の奥に炎症があるって感じで。風邪ひきさんがいたら、避ける様にしてます。」
アレルギー鼻炎がこんな風に発生することもある。このようにしっかり病気を把握して、それに対処している人は稀。薬を飲んで今がしのげれば、時期とともにおさまる。と薬にすべてをゆだねいる人も多い。アレルギー性鼻炎はそのようなものでもあるが、薬がすべてではないことも知って欲しい。精神力が全てでもないが。
ひとは本来『自然の治癒力』をもっており、それがちょっと足りないときの助っ人が薬だと私は解釈している。でも重症の場合はそうも言っていられない。早い目の手当てが問題を軽くしてくれる筈。
今年の夏は、飛行機に乗って、耳が「キーン」となって帰国後も直らず、耳鼻科を訪れる患者さんが多かった。耳の具合は悪いが、機嫌は良い。旅先で 潜って耳が変になった人、高地で、滞在中から調子のおかしかった人も。私もよく「キーン」となる。高層ビルのエレベーターでもなる。が、すぐに直る。可愛そうに、何にもしないのに、突然「キーン」となって、耳が聞こえにくくなる人も居る。 そんな人も心配しないで。一生直らない人は居ない。大体みんなまじめに薬を飲んでもう気にならなくなっている。「耳が悪いと思って行ったら、鼻が悪いんですって。」ということもある。「胃」が悪いのは、「意」が不本意である事が多いように。
昨夜7時半頃涼しくなって来たので、腹ごなしの運動がてら、買い忘れたものを買いに出た。滋賀県庁付近を歩いている人は殆どいない。信号が要らない位、車も通らない。ふと何か音が聞こえてきた。
鐘の音だ。段々と近づいて解ってきた。10月7日の大津祭に向けて、お囃子のお稽古が始まっているのだ。笛と太鼓の音も響いてきた。昼間なら騒音でそんなに遠くまで聞こえないだろうに。ひとつの町内のお囃子が遠ざかっていきまだ聞こえているうちに、次の町内のお囃子が大きくなってくる。巡行順は、一番は、くじ取らずの鍛治屋町「狸山」だから、事実上の今年の一番は、湊町の「石橋山」(しゃっきょうざん)に、昨日のくじ取り式できまったそうな。大津祭が来ると、秋が来たなと子供心に感じたものだ。
ベルギーのことわざには動物を扱ったものが多く見られたが、牛では…。・「仔牛がが溺れてから穴をふさぐ」(=事件がおきてから対策を立てる。)
・「牛からロバへ跳び移る」(=贅沢から窮乏生活へ転落する)
・「柱を噛む人間」(=偏執狂的な信心を持つ人間。偽善者)
私はテレビを持っていないので、昨日初めてアメリカの大惨事の映像を見た。知ってはいたが、「百聞は一見にしかず」を実感。よくもまあ、あんな見事な映像があったものだと思うが、決して起こるべきでないと、何よりも強く訴えかけてくる。アメリカを攻める正当な理由が彼等にはあると言うんだろうが…。
戦場で、相手を殺さねば殺されるという、極限状態ではなく、精神異常と診断が下され無くて、特異な行動の誘因となるのは、宗教を置いてほかにない。人は、宗教の力を借りてどんなことでも正当化してしまう。私は、宗教を嫌っているのではない。宗教に翻弄されてしまう人間が許せない。たとえそれが、宗教団体であろうと無かろうと、正しいことがひとつしかないと信じさせる、集団が許せない。それはしばしば、結果的に、人を不幸に追いやることになる。
滋賀県立近代美術館のアントワープ王立美術館所蔵 "黄金期フランドル絵画の巨匠たち展" (Oh! Oh! 大津に記載)に行った。細密画が多く、全部心行くまで鑑賞したら目が痛くなりそう。偶然、木曜日の2時からの「見ながら美術館の人の説明が聞ける」幸運にめぐり合った。チューリップの事など、さらっとした軽い説明で専門家の知識をひけらかされるわけでもなく、学術用語がちりばめられてもいないので、物足りない人もあったかもしれないが、食後だったので、消化不良の恐れが避けられただけでも良かった。
ネーデルランドの簡単な81のことわざで、出来ている絵の前には、それを日本語の解釈とつき合わせて確認するため、人だかりが出来ていた。
たとえば……男の人の前に鵞鳥が数羽いる絵は
「なぜ鵞鳥が裸足で歩くのか誰が知るものか」(=その質問は答えるには及ばない。どんなものにも理由がある。)など。
完全リニューアルの大阪の某デパートを偶然通り過ぎた。すごい熱気。 このデパートは、昨年から、全体を2,000のユニットに分けて、ユニット長が直接、商品の管理、仕入れ、人の労働時間まで、あらゆる効率を追求しているそうだ。"百"貨店の"一"貨店集合体化らしい。人の目の届く範囲内が1ユニットなのか、商品の紛失が2,3割減り、ファジーな女の人の心を予測でき、着実に効果があがっているという。むべなるかなという熱気。そういえば、いつになく男の店員さんの姿が目立った。
前例にこだわらないやり方は、日本ではじめてのターミナルデパートを作った、創設者の小林一三さんのやり方だという。私も前例にこだわらないで生きてるんだけど、その割りに目立った効果が............。なぜかなぁ。
惜しくも3000を逃しましたが、今朝、Zimmerの3002をgetしました。こんなにアクセスして頂いて、日々感激しています。ありがとう。
二度の引越しに耐えられなかったのか、危なげだったPCはついにダウン。8月からは新しいハードディスク、この際グレードアップした新しいソフトで動作環境に慣れるのに、まだ四苦八苦しています。
コンテンツの充実を目指して、毎日カシャカシャ、キーボードの音を立てていますが、遅い歩みでごめんなさい。でも頑張れているのは皆さんのお陰。今後ともよろしくお願いします。
ご意見、ご感想、文句、ご希望、リクエスト何でも気軽にお話ください。この談話室は広く世界に開かれています。宜しくね。待ってマース。
薬関係の本を買った。クロートさん向けのものは値が張る。薬剤師会でお取り寄せ。大枚3.800円。持ってると、なんとなく安心なだけで、きっと使わないと思うと高い!! しかも、第2巻が待っている。 カシミヤセーター5.000円ならお安い!! と思うのに。本は年中つかえる。セーターは夏は無理。セーターは暖かくしてくれるが、本を読むと私の知識の無さにサムーイ。カシミヤは軽いが、本は重い。"積ん読"すれば高いが、"精読"すれば非常に安い。セーターは着なければ、痛みがなくて高そう。何度も着たらよれよれの安物。どっちが安くて、どっちが高いの?
薬の勉強はきりが無い。洋服が欲しいのもきりが無い。
昨日九月九日は、重陽の節句だった。昔、中国で菊の花を盃に浮かべてお酒を飲んだというが、お酒の味に、トント無頓着な私には、無縁の優雅なお話。これは健康ハーブ酒とでも言えばいいのだろうか。そろそろビールよりお酒の味を引き立てる肴が、出回ってきた。スーパーで、通り過ぎた瞬間それと分かるけばけばしい香りが、私から松茸を遠ざけた。近頃は、鼻炎や味覚障害の患者さんにも、味わう機会を均等化する配慮を、松茸もするようになったようだ。
水のおいしさにそう神経質になっていなかった。が、清水寺の音羽の滝の水で、今朝コーヒーを入れたら、これが「おいしい!」もちろん水だけでもおいしい。 上水道のできる前、人々はこんな贅沢を毎日享受できた。 便利さを取っておいしい水を捨てざるを得ないのは、文明が持つ宿命なのか。ガイドさんは、三本の滝を、向かって右から、「健康」、「愛情」、「知恵」の滝と説明するようだが、「どれでも一緒。」とは、 たびたびお水を貰いに来る、近所のおじさんの話。「何かご利益でも・・・」とおずおずと尋ねてみたところ、「いーや。この近所でこれだけの水は無いからね。 この水脈は、清水寺のできる前からのもんやから。」
あの坂道を汗をかきかき上り、帰って冷たいその水を一杯飲めば思わず出てくる 「甘露、甘露」。
昨日は珍しく一日中、雨のしとしと降る日だった。 図書館に行って、出てきたら傘が無い。帰る時に料金の戻ってくる鍵付きの傘立てに、面倒だからそのまま立てかけて、入った私が悪いのだが、まさか・・・。年代物で、元は白色だけれど薄汚れたellesseのジャンプ傘を欲しい人があろうとは? 今でもちゃんと使えるし、案外レア物だったんだろうか。腐っても鯛。ブランド名は周知。 この調子だったら・・・、私もレア者、捨てたもんじゃないかもしれない。私が鯛かどうかは分からないけれど。
帰りどうしたかって? 良識ある図書館員が、途方にくれる私に、傘を貸してくれた。一人雨の中に放り出されるのはもうたくさん。傘が無い〜♪
地下街からエスカレータで地上へ向かっていた。突然「あァーあ」という大きな声が後ろで聞こえた。 振り返ると、二段下に、都会には似合わない作業服姿のおっちゃんが一人立っている。 襟の先が撚れた服の色はグレーかベージュ。ホームレスへの出入口をうろうろしていそうな雰囲気が漂っている。眠たい「あァーあ」ではない。真っ白なスカートに、チョコレートアイスを落とした時の「あァーあ」では無い。 前の私があんまり魅力的で声をかけたいんだけど、できない「あァーあ」でもない。 パチンコに負けて全財産すった「あァーあ」でもない。心の奥底からしぼり出し、ため息をブレンドして、うめく様に・・・・。 希望の光が消えてしまった、真っ暗闇の「あァーあ」。
やめてよ、それ声に出すの! 私だって我慢してるんだから!
実は、忘れたポケットティッシュ、道で貰おうと思って、獲得できなかっただけかも知れないのにね。
まだ、日中は充分に暑いが、秋の観光シーズン向けのパンフが続々出てきた。今年は、初めて、瀬田川流域観光連盟から『とくとくパスポート』が出る。 内容を見ているとナカナカお得。追って、Zimmer の"Oh! Oh! 大津"で紹介予定。入手はJR石山駅北口特設売場で。期間は10月1日〜11月30日。まだですよ。
ところで、「急がば回れ」の由来は、瀬田の唐橋からだったって、あなたは知ってたかな?
私のアルバイト先の調剤薬局では、イネ科の花粉に反応するアレルギー性鼻炎の患者さんが増えてきた。 「うち、田んぼ してんのに、かなんわ。いちいち反応してたら。」とくしゃみのひどい患者さん。「寒うなると、どうもあかん。」 と鼻水の出る人も。まだ、寒いとは言えないけど、体は確実に寒くなることを知っている。 夏休みが終わって、まだ学校のリズムが飲み込めなくて、体調を崩す子もちらほら。夏は暑いから休みがあるのに、クーラーつけて、「夏みたいだけど、違うんだよ」と体にウソついて、頑張り通させたあなた。 「ちょっと休ませて。」「休まなきゃ、直す力出せないよ。」患者さんと接していると、体のそんな声が聞こえてくる。
涼しい風が、吹き込むようになった。昨夜の近江大橋の温度計は21℃。 私が個人的に感じているだけでなく、本当に気温が下がっているのだ。
歩道には茶色くなった桜の葉が、散り始めた。着実に季節は巡る。桜餅に使う葉っぱは、いつ塩漬けにするんだろう。 おはぎが成功したので今度は、大好きな桜餅に挑戦しようかな。
「ちょっと無謀じゃない?」とは、私も思っているけどね.....
「食べ物しか、思いつかないの?」とも思うよ。 無念じゃ。
去年の今頃、HPを作ってみようと何気なく買った雑誌。 期限付きと知らずに、付録のCDROMのエディタを、開けてしまった。 何とかHPの骨組みだけでもとあせり狂っていた。 あせるほどに、疑問は疑問を呼び、自分が何をしているのかさえ定かでなくなる。HTML地獄にも迷い込んでいた。文字通り独学。その進歩は恐ろく遅かった。 それでも私が努力し続けられたのは、決して減じる事のないアクセスカウンタすなわち、来て下さるあなたに支えてもらったから。 1年は短いようでもあり、長いようでもある。
「偶然、インターネットであなたのZimmerに行き当たりました。久しぶり、懐かしい、お元気ですか?」とメールをくれる人がいる。 「どうしてる?」ただそれだけ言うために電話をくれる人がいる。 そしてこの間は、京都で、ご老人が「暑おしたな。どうしたはりました。お元気でしたか?」「まあ、どうやら こうやら。」と挨拶をかわしていた。
やっぱり声は聞きたい。お互いの顔を見て、様子を確かめ合いたい。外人のように、抱き合って確かめるのはもっといい。 でも、それだけのエネルギーと時間が無い人に、メールの文字は問いかける。 訴えかける。傷つける。勇気づける。そして感動の涙をあふれさせる。ごくさりげなく。
この画面の向こうに、たくさんの友人がいる。その名は、画面ライダー。
9月1日から、展示の入れ替わる美術館が多い。数日前もちょうど準備期間のお休みにぶつかった。
京都市美術館「チャルトリスキ・コレクション展」でダビンチの名画「白貂(てん)を抱く貴婦人」が1974年の「モナリザ」以来、27年ぶりで日本初公開だそうだ。 世界でも十数点しかない彼の油彩画の一枚だそうだから、混むかな?
朝晩めっきり涼しくなって、美術の秋の始まりですね。
* 9/1〜10/28
* 京都市美術館(月曜休館)一般1200円、小、中学生600円
終了後、名古屋、横浜両市でも開催