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  瀬田の唐橋 

夕映えの中の瀬田の唐橋

天下を目指す武将が京の都に上る最後のハードルが瀬田の唐橋だった。敵が京へ上るのを阻止するために、何度も焼かれ、その場所は転々としている。先年、古い橋の跡が発掘されたが、構造が、朝鮮半島のものと酷似しており、渡来人の発達した技術が使われていたことを物語っている。

近江八景のひとつ、「瀬田の夕照」(せたのせきしょう)なんて、なかなか読めない。でもその美しさを鑑賞するのはさほど難しくない。

急がば廻れ〜〜〜〜〜〜

「急がば廻れと言うことは、物毎にあるべき配慮なり。宗長のよめる 武士(もののふ)のやばせの舟は早くとも急がば廻れ瀬田の長橋 にて」・・・・・・・江戸時代初期に安楽庵策伝によって書かれた『醒睡笑:せいすいしょう』にこのようにある。当時、京都へ向かうには、矢橋から琵琶湖を横断する海路の方が瀬田の唐橋経由の陸路よりもはるかに近くて速かったが、比叡山から吹き下ろされる突風(比叡おろし)により危険もあった。

宗長:柴屋軒宗長(さいおくけんそうちょう)(1448-1532)、連歌の大家、飯尾宗祇(1421〜1502)の弟子。箱根湯本で急死した師を偲んで、静岡県丸子、泉ケ谷に、柴屋軒―別名吐月峰庵(現在の柴屋寺)を結ぶ。

秋のはじめ、ぐる〜っと瀬田川2004年は、9/18〜20)のイベントが行われる。

 

■ 雲住寺

〔近江昔話〕
あるとき、瀬田の唐橋を通りかかった藤原秀郷が、「敵を打つために力を貸してくれないか」とそこにいた男に頼まれます。承知した秀郷は竜宮に連れて行かれます。そこで襲ってきたのは大百足。彼が唾をつけて放った矢が百足の眉間に命中。見事に退治したので、竜神は米が尽きない米俵をお礼にプレゼント。これ以来、彼は「俵籐太(たわらのとうた)」と呼ばれることになりました。

東岸に、藤原秀郷15代目の子孫によって追善のため作られた雲住寺から眺める唐橋の姿はまた格別。拝観は予約が要ります。

JR琵琶湖線石山駅からバス「橋本」下車すぐ 077-545-0234

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【L.U】04.09.04