ゆたてやま 湯立山______玉屋町 寛文3年(1663) 天孫神社の湯立ての神事はこの山から捧げるといい、山の建物は拝殿をかたどり、周りはその廻廊を真似たものである。所望は禰宜がお払いをし、市殿が笹で湯を奉り、巫女が神楽を奏する。この所作から「おちゃんぽ山」の愛称がある。昔からこの湯をかけられたものは五穀成就、病気平穏、商売繁盛など縁起が良いという。 この曳山の曲は「コンコンチキチン、コンチキチン」という言葉に最も近いように思われる。一番楽しいと評判の曳山である。 巫女が左右に顔を振りながら両手で小さなシンバルを打つ所作の間、「おちゃんぽ、ちゃんぽ」と観客は一緒に手を打つ。 2004年は、くじ取らずの狸山を除いて、巡行の一番であった。 |
13基の曳山 あいうえお順 |
・西行桜狸山・郭巨山・月宮殿山・源氏山・孔明祈水山・石橋山・猩々山 ・神宮皇后山・西王母山・殺生石山・西宮蛭子山・湯立山・龍門滝山 |
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