Oh! Oh!  大 津
りゅうもんたきやま
龍門滝山______太間町    享保2年(1717)

黄河の流域の龍門山の滝は、どんな魚も上がれないが、もし上がる魚があれば、直ちに昇天して龍になると言う故事に因む。登竜門という語もここからでた。
所望は、龍門の滝を鯉が躍り上がるところを見せる。鯉のからくりは宝暦12年(1762)在銘でわが国最古のものである。
俗に「鯉山」ともいう。

見送り幕「トロイアの陥落図」はゴブラン織りで重要文化財に指定されている。これは、もともと一つだったものを祇園祭の「鯉山」と分けたと言われており、さかのぼれば、「慶長遣欧使節」に行き着く。伊達政宗の命を受けた支倉常長が、1615年11月3日、ローマ法王パウロ5世に謁見、その折にもらったものだと伝えられているが・・・、    実は、

支倉常長が貰ったタペストリーは5枚あった。
うち3枚は、伊達政宗から会津藩にわたり、会津天寧寺から京都天寧寺に行き、そこから商人によって、売り渡された。一枚は祇園祭、「鯉山(重文)」へ、二枚目は、1/3ずつ、「白楽天山」、「大津祭月宮殿山(重文)」、「大津祭龍門滝山(重文)」、に分けられ、三枚目は、「鶏鉾(重文)」、「霰天神山」、「長浜鳳凰山(重文)」に、四枚目は、徳川家光に渡り、増上寺で焼失。五枚目は加賀前田家(重文)に行ったという話である。


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【L.U】04.10.10 20:21:32