Oh! Oh!  大 津
     てんそんじんじゃ
  天孫神社(四宮神社)

社伝によれば、歴史は延暦年間にさかのぼるというが、もとより確証はない。四宮は、四宮大明神のほか、天孫第四宮大明神などとも呼ばれてきた。現在の公的な名称は、天孫神社であるが、「四宮さん」で通っている。彦火火出見尊、国常立尊、大己貴尊、帯中津日尊の四柱の神々をまつる。四宮の名は、祭神が四柱であるからとか、主神の彦火火出見尊が天照大神の第四代目にあたるなど、そのほかいろいろな言い伝えがある。

暑気払いの「茅の輪」がしつらえられている。内部を掃除中・・・でバケツが見える

 

石の大きな鳥居の奥の社殿では、6月30日と7月1日は、来るべき暑い夏を無事に過ごすため、茅の輪くぐりが行われている。輪の左右には、お払いを望む人のたくさんの人形(ひとがた)がぶら下がっている。常は人もまばらな境内も、大津祭りの二日間は、屋台がひしめき通行も困難なほどごった返す。

大津祭は天孫神社のお祭である。元は10月10日に行われていたが、最近はその日に近い、土、日が選ばれている。

『月宮殿山』の番号入りの箱を持った役員
本祭当日は、午前9時に各町内から、天孫神社横に全曳山が集まってきます。曳山は、一基ずつ、鳥居の前に進み、ここで『くじ改め』が行われます。町内の代表が一人、境内に入り、うやうやしく箱の中から、今年のくじで決まった順番の紙を差し出すと、役員がそれを回りの他の役員に見せます。全員が大げさにうなずいて、儀式は終ります。ぎっしりの観客の前で、カラクリを奉納する『石橋山』。クリックすると向きを変える。

代表から、曳山に合図が送られ、お囃子が始まり、今日最初のカラクリの所作が奉納されます。

無事に奉納が終わると曳山はこちらに向きを変え、高揚した町へ、繰り出します。
さあ、賑やかに巡行の始まりです

 

画像をクリックすると、巡行のために、こちらに向きを変えた『石橋山』が見られます

巡行の経路は、ガイドブック『大津』 に載っています。

 大津祭りについて 

13基の曳山 
あいうえお順
西行桜狸山郭巨山月宮殿山源氏山孔明祈水山石橋山猩々山
神宮皇后山西王母山殺生石山西宮蛭子山湯立山龍門滝山

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【L.U】05.04.11 09:42:57