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  ■ Kaernten ケルンテン州
Wien  Vorarlberg Tirol Kaernten Steiermark Burgenland Niederoesterreich Oberoesterreich Salzburg

東アルプスの中で最も晴れた日が多く、オーストリアで一番湖の多い州です。日本に較べて日照時間の少ないヨーロッパの人々は、太陽を愛おしんで短い夏を過ごします。オーストリアの人々も同じように、水泳、ヨット、水上スキー、そして何より日光浴をこの州の湖で楽しみます。
湖岸沿いに、コンサートの収益で建てたウィーン少年合唱隊の別荘もあるそうです。
また、石の壁に囲まれたフリーサッハ、ロマネスク様式の寺院を見上げるグルグをはじめ、11世紀の修道院もあり、他の州と同様ゆかしい古い建物がたくさんあります。

 

Heiligenblut 〔ハイリゲンブルート〕

ハイリゲンブルートの教会

谷間の村ハイリゲンブルートHeiligenblut(聖なる血)は、標高1,301mに位置し、人口1,250人の小さな村ですが、万年雪に覆われた、オーストリアの最高峰グロスグロックナーGrossglockner (3,797m)を背景に、本当に絵のような美しさゆえに、たくさんの人々が、訪れています。
1935年に山岳道路が開通して、どっと観光客が増えました。最寄りの鉄道の駅は東チロルのリエンLienz。インスブルックから約3時間半。リエンツからバスで1時間10分で村の中心の広場に着きます。
広場には、水晶の原石の噴水があります。きらきら光ってもいないので、そういわれても大きいなという印象しかありませんでした。

iインフォメーションTourismsverbandもあります。
e-mail : glockner@netway.at
URL  : http://www.heiligenblut.com/(独語、英語)

HPを覗いてみると、ホテル5軒、レストラン10件軒、ペンション6軒、パブ7軒、喫茶店3軒、ピザテリア1軒。テニスや、ワンダーホーゲルなど、リゾートも完備。近代化は進んでいます。

フィンツェンツ教会St.Vinzenz

天を突き刺すように立つ尖塔を持つフィンツェンツ教会St.Vinzenzは、10世紀にビザンチン帝国の官吏ブリッキウスがキリストの聖血を持って旅している途中、この村で吹雪に遭い行き倒れ、彼と聖血のために建立されたもの。現在の建物は、15世紀のゴシック様式。

 

パステルツェ氷河Pasterze

東アルプス最大規模の不気味に何qも続く氷河(写真は『私のオーストリア旅行』第17話にあります)を見たければ、(私達はインスブルックから来ましたので、村へ降りてきたわけですが)村の中心からグロスグロックナー山岳道路で50分(夏期のみ、1日4往復)1000mの標高差を登ります。終点の展望台フランツ・ヨーゼフ・ヘーエ Franz-Josef-Hoehe 2,370mでは目の前にグロスグロックナーGrossglockner が迫り、眼下の氷河へは、すぐそばまでケーブルカーで降りられるそうです。誰だって近くで見たいですよね。
2,664mのバッサーファルヴィンケルまで氷河を眺めながら、ハイキングも楽しめるように整備されています。(所用時間1時間15分)途中で疲れたらホフマヒュッテ 2,444m でお茶まで飲めるありがたさ。


Klagenfurt 〔クラーゲンフルト〕

クラーゲンフルト市の象徴、伝説の龍  Lindwurm
州都、クラーゲンフルトKlagenfurtは、16世紀以降、北・西ヨーロッパの交易の中心地として栄えてきました。市庁舎の前の、ノイアープラッツ広場(写真は『私のオーストリア旅行』第18話にあります)には、市の象徴となっている伝説の龍の噴水 〔リンドブルムブリュンネン があり市民の憩いの場ともなっています。口から一筋水が出ているのが見えるでしょうか。これは身長15メートル以上はある巨大な龍です。

Woerther See

広い並木道、手前から4本目の木の根本に小さくベンチが見える。

ヴェルター湖に沿って、広く大きな遊歩道が続いています。道の両側に植えられた木で出来た陰には、さわやかな風が吹き抜けて、ゆっくりと散歩を楽しむ人や、ベンチで物思いにふける人がいます。車道は湖岸からは離れていて、排気ガスの匂いもありません。きれいな景色を楽しみながら運転したい、欲張りなドライバーはいないようです。

ボートが着く桟橋、人の泳ぐ水泳場、そして散策・鑑賞用とそれぞれの目的に合わせて、湖岸を使い分けているのはさすが、リゾートの町。


Minimundus

精巧に作られた25分の1のミニチュアハウスが100以上もある、近郊のミニチュア公園Minimundusは広くて、結構楽しめます。船や、列車も走っていて、知っている建物がたくさん見つかるかも知れません。至る所にある花壇もすごくきれいです。

クラーゲンフルトには、"ヴェルター湖の小人"と呼ばれる象徴的なマスコットもいて、ここには、小さなものに興味がある人が多く住んでいるのかもしれません。

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